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下呂 ・ 温泉のこと

下呂温泉はどんな湯か|pH9.2と、山から下りてきた歴史

下呂温泉はpH9.2のアルカリ性の湯です。飛騨川沿いの噴泉池をはじめ3つの共同浴場で外湯めぐりができ、無料の足湯も温泉街に点在しています。湯めぐり手形を1枚持っていれば、加盟旅館の中から3軒の風呂に入れます。源泉は昭和46年に集中管理事業へ着手し、昭和49年から稼働しています。もともと温泉が湧いていたのは温泉街から4kmほど離れた海抜1,067mの湯ヶ峰の頂上付近で、平安時代中頃の天暦年間(947〜957年)に発見されたと伝わります。

下呂温泉を調べると「日本三名泉」という言葉が最初に出てきます。ただ、行く前に効くのはそこではありません。湯の性質と、外湯が何軒あって、どう回れるかです。公式に書いてある数字だけを並べます。

湯はpH9.2のアルカリ性です

下呂温泉観光協会は、泉質についてはっきり数字を出しています。pH9.2です。

アイタヨでは温泉の効能は書きません(そこは公式ページを直接読んでください)。ただ、pHという1つの数字だけは、湯を選ぶときの手がかりになります。

集中管理というのは、温泉を各旅館が勝手に汲むのではなく、まとめて管理して配る仕組みのことです。公式には「良質な温泉を将来にわたって温泉資源の安定供給を目指して」と書かれています。50年以上前から資源を守る側に舵を切っていた温泉地、ということになります。

外湯は3つ。足湯は無料で点在しています

下呂の外湯めぐりは、数だけ見ると多くありません。

城崎のように外湯を何軒も回る温泉地とは、つくりが違います。下呂は「歩いて、足湯で休んで、また歩く」型です。

湯めぐり手形は「3軒」です

旅館の風呂に入りたい場合は、湯めぐり手形があります。公式の説明はこうです。

「これ1枚持っていれば、手形加盟旅館の中から三軒のお風呂に入浴することができます

つまり枚数ではなく「3軒まで」という単位です。行きたい宿が加盟しているかどうかで価値が変わるので、先に加盟旅館の一覧を見てから買うかどうかを決めるのが確実です。

★もともと温泉は、山の上で湧いていました

いまの下呂温泉は飛騨川の河原にありますが、最初は山の上でした。

その後、鎌倉時代中頃の文永2(1265)年以前のある日突然、山の上の湯が出なくなり、いま源泉地と呼ばれている飛騨川の河原で再び見つかった、と公式には書かれています。この再発見の話が「白鷺伝説」として伝わっています。

★発見年は、公式のページの中で2説あります

ここは正直に書きます。下呂温泉観光協会のページには、発見年について2つの説が並べて書かれています。

アイタヨでは、公式が2つ書いているものを1つに丸めません。どちらかに決めているページは、その根拠を公式には持っていないということです。

山から下りたことで、有名になりました

温泉が山の上から平地に移ったことは、単なる場所の移動ではありませんでした。公式にはこう書かれています。

「温泉の出る場所が、海抜1,067mの山中から平地に移動し、温泉の利用が大変便利になり、名泉の評判が各地に広がっていきました」

そして室町時代の末期・延徳元(1489)年には、全国各地を紀行した京都五山の僧・万里集九が下呂温泉を訪れ、その名泉ぶりを讃えた、と続きます。「日本三名泉」という評判の出発点はここです。

下呂で、部屋から出られる風呂を取るなら

外湯が3つ、湯めぐり手形が3軒。そう考えると、下呂は「宿の風呂で過ごす時間」の比重が大きい温泉地です。

アイタヨが監視している範囲では、下呂には客室に露天風呂のある宿が17軒あります。部屋に風呂があれば、散策から戻ってそのまま入れます。

下呂で、部屋から出られる風呂を取るなら

下呂には客室に露天風呂のある宿が17軒あります。散策から戻ってそのまま入れます。

いま空いている下呂の客室露天風呂の宿 →

参考・出典

※各施設・スポットのルールは変わることがあります。おでかけ前に公式情報で最新をご確認ください。

最終更新: 2026-08-26