伊豆の紅葉を調べると「11月下旬が見頃」と書いてあるページが並びます。ただ、公式サイトを1つずつ開くと、書いてある日付は場所によって1か月近くずれています。ここでは公式に書いてある日付だけを並べます。
公式に書いてある見頃を、そのまま並べます
伊豆は南北に長く、標高も海沿いから天城の山までかなり違います。だから「伊豆の紅葉の見頃」は1つの日付になりません。観光協会・市・施設の公式ページに書かれている日付だけを並べると、こうなります。
- 天城(昭和の森会館・八丁池・滑沢渓谷・世古狭)… 11月上旬〜11月下旬
- 修善寺もみじ林・虹の郷・修禅寺… 11月中旬〜12月上旬頃
- 修善寺温泉街… 11月中旬〜12月中旬頃
- 修禅寺の境内のもみじ… 11月下旬から
- 一碧湖… 11月中旬〜12月中旬(例年)
- 熱海梅園… 11月下旬から12月
山(天城)から始まって、海沿いの熱海が最後です。同じ「伊豆」でも、天城の見頃が終わる頃に熱海が色づき始めます。
★公式同士が食い違っている3か所
調べていて、公式ページ同士で書いてあることが違う箇所が3つありました。どちらが正しいかは外からは判断できないので、両方そのまま出します。
- もみじ林の見頃… 伊豆市観光協会修善寺支部は「11月中旬〜12月上旬頃」、伊豆市の観光ページは「11月中旬〜12月中旬頃」
- 虹の郷の紅葉の本数… 伊豆市は「約2,000本」、静岡県観光協会は「約1,000本」
- 熱海梅園の見頃… 熱海市観光協会は「11月下旬から12月」、静岡県観光協会は「11月中旬〜12月上旬」
断定しているページほど読みやすいのですが、その断定の根拠は公式には無いということです。日程を1日単位で決めるつもりなら、直前に施設へ確認してください。
★2026年の日程が確定しているのは1つだけです
2026年8月26日時点で、公式に2026年の日付が出ているのは次の1つだけでした。
- 修禅寺 中庭(方丈庭園)の公開… 2026年11月20日(金)〜11月30日(月)、午前9時〜午後4時、観覧料200円
逆に、まだ発表されていないものはこちらです。
- 修善寺虹の郷 もみじライトアップ… 2025年は11月15日〜12月14日の17時〜21時(期間中無休)でした。2026年分は未発表です
- 熱海梅園もみじまつり… 2025年は第39回として11月15日〜12月7日、入園無料、ライトアップは期間中毎日16:30〜21:00でした。2026年(第40回)は未発表です
- 天城路もみじまつり/河津秋まつり… 「毎年11月下旬から12月上旬」とだけ書かれていて、2026年の日付・料金は出ていません
10月に入ってから各公式を見直すのが確実です。
料金と駐車場(公表されている数字だけ)
行く前に効くのは、見頃より駐車場だったりします。ただ、伊豆の紅葉スポットで駐車場の台数を公表しているところはほとんどありません。公表されている数字だけ書きます。
- 修善寺虹の郷… 入園料は大人(中学生以上)1,220円、小人(満4歳〜小学生)610円。駐車料金は普通車300円、二輪100円。収容台数の記載なし
- 熱海梅園… もみじまつり期間は入園無料。梅園前臨時駐車場は100台で普通車300円、二輪・自転車100円
- 浄蓮の滝… 観光センターの駐車場は無料100台
- 河津七滝… 入場無料。駐車場は旧七滝観光センターと水垂バス停下の無料2か所(台数の記載なし)
- 修善寺の御幸橋駐車場… 普通車500円/24時間、24時間営業
★熱海梅園の駐車場は17時までで、ライトアップの時間(16:30〜21:00)をカバーしていません。公式にも「団体バス用の無料駐車場はありません」と書かれています。夜に行くなら車以外の足を考えたほうがいいです。
★虹の郷のライトアップは、料金が公式に書かれていません
虹の郷の10月〜2月の営業時間は10:00〜16:00で、最終入園は閉園1時間前です。一方でライトアップは17時〜21時。つまりライトアップは通常の営業時間の外にあります。
そうすると「夜間の入園は通常の1,220円なのか、別料金なのか」が問題になりますが、これは公式ページのどこにも書かれていませんでした。行く前に電話で確かめたほうが確実です。
★河津七滝の見頃は、どこにも書かれていませんでした
河津七滝は紅葉の名所として紹介されることが多い場所です。ただ、河津町・河津町観光協会・河津七滝観光協会の3つの公式サイトを開きましたが、見頃の月や旬はどこにも書かれていませんでした。
公式に書かれていたのは、次の事実だけです。
- 全長850mの遊歩道があり、片道約1時間。46mの吊り橋がある
- 7つの滝は 釜滝22m/エビ滝5m/蛇滝3m/初景滝10m/カニ滝2m/出合滝2m/大滝30m
- 料金は無料。大滝歩道は10月〜5月が8時〜17時(=11月は17時に閉まる)
- 「天城路もみじまつり/河津秋まつり」は毎年11月下旬から12月上旬に開催
アイタヨでは、書かれていないものを「たぶんこの時期」とは書きません。11月は17時に閉まるので、夕方の光を狙うなら時間に余裕を持ってください。
熱海梅園には、4年分の色づきの記録があります
見頃の予想でいちばん役に立つのは、去年までの実測です。伊豆で唯一それを公開しているのが熱海梅園でした。2025年の記録はこうです。
- 11月13日 … 色づき始め
- 11月22日 … 六分〜七分程度で見頃入り(木により差あり)
- 11月29日 … 見頃
- 12月6日 … ピーク過ぎ
熱海市観光協会は、園内にカエデ類が約380本あり、温暖な気候のせいか毎年11月下旬から12月にかけて色づくため「日本で最も遅い紅葉」とも言われる、と説明しています。11月下旬に行くなら、伊豆の他の場所より熱海のほうが確実ということです。
そのほか、公式に書かれていた数字
記事にするほどではないものの、行く前に知っておくと使える数字です。
- 修善寺自然公園もみじ林は大正13年(1924年)に旧修善寺町制施行記念としてつくられた。約1haに約1,000本
- 修善寺もみじ散策の期間は11月10日頃〜12月15日頃(会場は修善寺温泉街・もみじ林・虹の郷 等)
- 旧天城トンネル(天城山隧道)は明治38年築造、全長445.5m。石造道路トンネルとしては日本に現存する最長
- 一碧湖は令和7年10月31日から遊歩道の一部が通行止めとの告知があった。2026年秋に解消しているかは未確認
紅葉の時期に、伊豆で部屋から出られる風呂を取るなら
紅葉の時期の伊豆は、宿が動きます。アイタヨが監視している範囲では、伊豆は客室露天風呂のある宿が40軒、犬と泊まれる宿が40軒あります。
そしてその2つが同じ部屋でそろう宿が18軒。これは全国47軒のうちで最多です。部屋の中に露天風呂があれば、紅葉を見て冷えて帰ってきてから、大浴場まで歩かずにそのまま入れます。
- 伊豆の客室露天◯の宿 … 40軒
- 伊豆の犬OKの宿 … 40軒
- 同じ部屋で両方◯ … 18軒(全国47軒中で最多)
参考・出典
- 「■修善寺もみじ林・虹の郷・修禅寺 11月中旬 ~ 12月上旬頃」「■修善寺温泉街 11月中旬 ~ 12月中旬頃」「■修善寺虹の郷ライトアップ 2025年11月15日(土)~12月14日(日) 17時から21時:期間中無休」「修善寺自然公園もみじ林は大正13年(1924年)に、旧修善寺町制施行記念としてつくられ」「修禅寺境内のもみじを11月下旬から見頃を迎えます。」— 伊豆市観光協会 修善寺支部 (2026-08-26取得)
- 「■2026年 11月20日(金)-11月30日(月) 午前9時〜午後4時 ■観覧料 200円」— 伊豆市観光協会 修善寺支部(修禅寺 中庭の公開) (2026-08-26取得)
- 「修善寺もみじ林 園内には、約1,000本のもみじがあり、11月中旬~12月中旬頃まで温泉街の各所で紅葉が楽しめます。」「修善寺虹の郷 約2,000本の紅葉が楽しめる。」「11月10日頃~12月15日頃」— 伊豆市 観光ページ(★見頃と本数が観光協会・静岡県観光協会と食い違っています。両方そのまま載せています) (2026-08-26取得)
- 「1,220円(税込)」「610円(税込)」「普通車 300円(税込)」「10月~2月 10:00~16:00」— 修善寺 虹の郷 公式(★ライトアップ時の夜間料金の記載は見つけられませんでした。駐車場の収容台数の記載もありません) (2026-08-26取得)
- 「普通車 500円/24h 24時間営業」「(もみじ散策・梅林開花期間は大型バス有料駐車場となります)」— 伊豆市観光協会 修善寺支部(駐車場) (2026-08-26取得)
- 「11月上旬~11月下旬」「同時期、八丁池や滑沢渓谷、世古狭など、天城の紅葉は見どころ満載となっております。」— 伊豆市 観光ページ(昭和の森会館/道の駅 天城越え) (2026-08-26取得)
- 「無料 100台」「明治38年に築造され、全長445.5m、アーチや側面などすべて切り石で建造しており、石造道路トンネルとしては、日本に現存する最長のものです。」— 天城越え(伊豆市観光協会 天城支部)(★浄蓮の滝・天城峠の紅葉の見頃時期の記載は見つけられませんでした) (2026-08-26取得)
- 「河津七滝は片道約1時間かけて巡ることが出来る全長850mの遊歩道があり、46mの吊り橋や伊豆の踊り子像が2ヶ所あります。」「10月~5月…8時~17時」「料金 無料」「旧七滝観光センター無料駐車場 水垂バス停下無料駐車場」— 河津町 観光(★紅葉の見頃時期の記載は見つけられませんでした) (2026-08-26取得)
- 「開催期間毎年11月下旬から12月上旬」— 河津七滝観光協会(天城路もみじまつり/河津秋まつり。★2026年の日付・料金・主催者名の記載はありません) (2026-08-26取得)
- 「園内にはカエデ類が約380本あり、温暖な気候のせいか、毎年11月下旬から12月にかけて色づくため 「日本で最も遅い紅葉」とも言われます。」「開催期間 | 2025年11/15~12/7」「料金 | 入園無料」「開催時間 | ライトアップ(期間中毎日)16:30~21:00」「梅園前100台(下記期間のみ開設)」「普通車300円・二輪車&自転車100円・マイクロ1000円」「11/22 色づき六分~七分程度:見頃入る(木により差あり)」— 熱海市観光協会(★2025年開催分。2026年の第40回は未発表です) (2026-08-26取得)
- 「約1haに及ぶ敷地の中、1924(大正13)年に旧修善寺町制施行記念として植栽されたという約1,000本もの紅葉が鮮やかに色づきます。」「【例年の見頃】11月中旬~12月中旬」— 静岡県観光協会 ハローナビしずおか(★虹の郷の本数・熱海梅園の見頃が他の公式と食い違っています) (2026-08-26取得)
最終更新: 2026-08-26