犬と湯布院へ行くとき、いちばん先に決まってしまうのは移動手段です。宿より先にここを確かめてください。
高速バスは「トランク」です
福岡からの「ゆふいん号」を運行している亀の井バスは、高速バスのよくある質問でこう答えています。
Q ペットも一緒に乗車できますか? A ゲージに入れていただきバスのトランクに乗せてよければ乗車できます。[1]
★「一緒に乗車できる」の中身は、床下のトランクです。 客席に連れて入る形ではありません。約2時間20分の道中、犬は荷物室にいることになります。ここを飲めるかどうかが最初の分岐です。
路線バスは、ケースに入っていれば車内に乗れます
同じ亀の井バスでも、路線バスの回答は違います。
Q ペットも一緒に乗車できますか? A ゲージに入っていれば乗車可能です。[2]
こちらはトランクの指定がありません。同じ会社でも高速バスと路線バスで条件が違うので、「亀の井バスはOKだった」と一括りにしないでください。
JR九州は3辺120cm以内・10kg以内・290円
鉄道で行く場合の条件です。JR九州の「きっぷのルール」に、有料の手回り品として書かれています。
- 小犬、猫、鳩またはこれらに類する小動物(猛獣やへびの類を除きます)で
- タテ・ヨコ・高さの合計が120センチ以内の動物専用のケースにいれたもの
- ケースと動物を合わせた重さが10キロ以内のもの
料金も明記されています。「手回り品料金は、1個につき290円です。ご乗車になる駅の改札口などで荷物をお見せのうえ、普通手回り品きっぷをお求めください。」[3]
車内での扱いについても一文あります。「小動物(ペット等)を持ち込まれる場合は、駅や車内ではケースから出さないようお願いいたします。」[3]
★10キロはケース込みです。 ケースが2キロなら、犬は8キロまで。犬のサイズ別の宿選びでも書いていますが、このラインで選択肢が丸ごと変わります。
空港バスは「苦情があれば途中下車」と書かれています
大分空港から入る場合です。大分交通の空港バス案内には、条件が4つ並んでいます。
- 1. ペットを専用のカゴかバックに入れる
- 2. においで他のお客様に迷惑をかけない
- 3. 鳴き声で他のお客様に迷惑をかけない
- 4. その他のことで他のお客様に迷惑をかけない
そして、そのあとにこう続きます。
但し、これらの条件を満たしている場合においても、他のお客様より苦情のあった場合は途中下車していただくことがあります。[4]
同じページの冒頭には「お客様の中には動物アレルギーの方がいらっしゃる可能性もあることをご理解下さい。」ともあります[4]。条件を満たしていても途中で降りる可能性が残る、と公式が書いているということです。往路で降ろされると、その日の予定が崩れます。
さらに湯布院線については「手荷物品・ペットの取り扱いは各運行会社により異なります」という注記も付いています[4]。乗る路線ごとに確かめる必要があります。
ケースに入らない犬は、車の一択になります
ここまでの条件を並べると、結論は単純です。
- 高速バス … ケースに入れてトランク
- 路線バス … ケースに入っていれば車内
- JR九州 … 3辺120cm以内・ケース込み10kg以内
- 空港バス … カゴかバッグ+4条件、苦情があれば途中下車
いずれもケースに入ることが前提です。 ケースに入らない大きさの犬なら、公共交通は事実上使えません。車で行く前提で組み立ててください(犬とドライブ/湯布院を車で)。
宿側の条件は交通とは別物です。犬と泊まるときの注意点と大型犬と泊まれる宿もあわせてどうぞ。
犬を部屋に残さずに入れる風呂
犬連れの旅で、いちばん困るのが風呂です。大浴場に行くあいだ、犬は部屋にひとりになります。 鳴く犬なら、その時間がまるごとリスクになります。
部屋に露天風呂があれば、その問題自体が消えます。犬が視界に入る場所で湯に入れるからです。
よくある質問
高速バスに犬を乗せられますか?
亀の井バスの高速バスは「ゲージに入れていただきバスのトランクに乗せてよければ乗車できます」と回答しています。客席への持ち込みではなく、床下トランクでの輸送になります。
路線バスと高速バスで条件は同じですか?
違います。同じ亀の井バスでも、路線バスは「ゲージに入っていれば乗車可能です」で、トランクの指定はありません。
JRの持ち込み条件を教えてください
JR九州は、3辺の合計が120センチ以内の動物専用ケースに入れ、ケースと動物を合わせて10キロ以内であることを条件としています。手回り品料金は1個290円です。
JRの車内でケースから出してもいいですか?
いけません。JR九州は「駅や車内ではケースから出さないようお願いいたします」と記載しています。
空港バスは確実に乗れますか?
確実とは言えません。大分交通は4つの条件を示したうえで「これらの条件を満たしている場合においても、他のお客様より苦情のあった場合は途中下車していただくことがあります」と記載しています。
大型犬を連れて行くにはどうすればいいですか?
公共交通はいずれもケースに入ることが前提のため、ケースに入らない大きさなら車での移動になります。
参考・出典
- 「Q ペットも一緒に乗車できますか? A ゲージに入れていただきバスのトランクに乗せてよければ乗車できます。」— 亀の井バス よくある質問(高速バス) (2026-08-26取得)
- 「Q ペットも一緒に乗車できますか? A ゲージに入っていれば乗車可能です。」— 亀の井バス よくある質問(路線バス) (2026-08-26取得)
- 「有料のもの 小犬、猫、鳩またはこれらに類する小動物(猛獣やへびの類を除きます)で、 ・タテ・ヨコ・高さの合計が120センチ以内の動物専用のケースにいれたもの ・ケースと動物を合わせた重さが10キロ以内のもの」「手回り品料金は、1個につき290円です。ご乗車になる駅の改札口などで荷物をお見せのうえ、普通手回り品きっぷをお求めください。」「小動物(ペット等)を持ち込まれる場合は、駅や車内ではケースから出さないようお願いいたします。」— JR九州 きっぷのルール(手回り品) (2026-08-26取得)
- 「お客様の中には動物アレルギーの方がいらっしゃる可能性もあることをご理解下さい。」「1. ペットを専用のカゴかバックに入れる 2. においで他のお客様に迷惑をかけない 3. 鳴き声で他のお客様に迷惑をかけない 4. その他のことで他のお客様に迷惑をかけない」「但し、これらの条件を満たしている場合においても、他のお客様より苦情のあった場合は途中下車していただくことがあります。」「※大分空港~湯布院線、および、大分空港~臼杵・佐伯線において、手荷物品・ペットの取り扱いは各運行会社により異なります。詳しくは各運行会社へお問い合わせください。」— 大分交通 空港特急バス ご利用案内 (2026-08-26取得)
最終更新: 2026-08-27