熱海と伊豆は地図では続いていますが、宿探しのデータで見ると性格のはっきり違う2つのエリアです。露天風呂付き客室を軸に、数字で並べてみます。
露天の層は、どちらも厚い
まず結論から。客室露天だけが目的なら、どちらを選んでも失敗ではありません。アイタヨが部屋タイプ単位で客室露天を確認できた宿は、執筆時点で熱海が対象53軒(熱海の客室露天ページ)、伊豆が40軒(伊豆の客室露天ページ)。全国的に見てもこの2つは露天の層が厚いエリアで、日程さえ普通なら候補に困ることは少ないはずです。
だから判断は「露天があるか」ではなく、次の2つの軸に移ります。
軸①:移動に何分使えるか
熱海の強みは近さです。熱海市の公式アクセス案内から引きます。
東京駅から東海道新幹線こだま号で約45分
1泊2日で「宿にいる時間」を最大化したい人、チェックイン直後から部屋の露天を使い倒したい人には、この45分が効きます。移動を旅の一部として楽しむ余裕があるか、移動は短いほどいいか。ここが第一の分かれ目です。伊豆は南北に長く、行き先によって所要も経路も大きく変わるので、伊豆への行き方で自分の目的地を先に確かめてください。
軸②:犬を連れて行くか
ここは数字がはっきり割れます。アイタヨの実測記事の時点で、犬と泊まれる宿は伊豆40軒・熱海7軒。犬と客室露天を同じ部屋で満たす宿は伊豆18軒・熱海2軒です。伊豆の18軒という数字は全国47軒の4割近くを占め、単独トップです(エリア別の実測ランキング)。
つまり犬連れなら、迷う余地はあまりありません。伊豆から探し始めて、熱海は「近さがどうしても必要なとき」の選択肢と考えるのが実態に合っています(伊豆の犬と泊まれる宿/熱海で犬と泊まる)。
迷ったときの決め方
整理します。犬連れ→伊豆。移動最短→熱海。どちらでもない→空きで決める。
3つ目が実は合理的です。露天の層はどちらも厚いので、行きたい日に良い部屋が空いているほうへ行く、で満足度は大きく変わりません。アイタヨでは熱海・伊豆とも同じ形式で14日ぶんの空き表を出しているので、2枚を見比べれば数分で決まります。両方満室の日程なら、市内に別の温泉地を持つ熱海側の広げ方を満室のときの動き方に書きました。
迷ったら、空いているほうへ
熱海と伊豆はどちらも客室露天の層が厚いエリアです。行きたい日に良い部屋が空いているほうへ──熱海の空きを14日ぶん1枚の表で確認できます。伊豆の表へも1タップで移れます。
熱海の客室露天の空きを見る →よくある質問
露天風呂付き客室の数は熱海と伊豆どちらが多いですか?
アイタヨの掲載(執筆時点)では熱海が対象53軒、伊豆が40軒です。どちらも層が厚く、この差だけで行き先を決めるほどの違いではありません。
犬連れならどちらですか?
伊豆です。実測記事の時点で犬OKの宿は伊豆40軒・熱海7軒、犬×客室露天は伊豆18軒・熱海2軒と、はっきり差があります。
東京から熱海はどれくらいかかりますか?
熱海市の公式案内に「東京駅から東海道新幹線こだま号で約45分」とあります。在来線特急では約1時間20分です。
どちらも満室でした。
日付を1日ずらすか、キャンセル待ち通知(無料)を仕掛けて待つ手があります。熱海・伊豆とも空き表の🔔から登録できます。
参考・出典
- 「東京駅から東海道新幹線こだま号で約45分」「東海道本線・特急踊り子号で約1時間20分」──熱海市公式 交通案内(2026-08-27 取得・逐語照合)
- 伊豆の犬OK40軒・客室露天40軒・犬×客室露天18軒、熱海の犬×客室露天2軒(2026年8月25日時点の実測記載)──アイタヨ エリア別ランキング(2026-08-27 実見)
- 熱海の客室露天の掲載対象が執筆時点53軒であること──アイタヨ /onsen/atami(2026-08-27 実見)
最終更新: 2026-08-27