軽井沢は「行きにくい場所」ではありません。むしろ近すぎるくらいです。つまずくのは、着いてからの町内の移動と、繁忙期のICです。
電車:北陸新幹線で軽井沢駅へ
東京駅から軽井沢駅までは北陸新幹線が直通します。JR東日本グループの旅行サイト「びゅうトラベル」は「新幹線に乗れば最短で1時間ほどで到着します」と書いています[1]。上野駅からの所要は、万座温泉観光協会のアクセス案内が「上野駅→軽井沢駅(北陸新幹線 約1時間10分)」としています[2]。
軽井沢町の公式サイトに「東京から◯分」という表記は見つけられませんでした。 上の数字はJR東日本グループの旅行サイトと、隣接エリアの観光協会の案内です。ダイヤは改正されますので、実際の便は必ず時刻表でご確認ください。
電車:しなの鉄道で中軽井沢・信濃追分へ
軽井沢駅には北陸新幹線としなの鉄道線が乗り入れています。宿が中軽井沢や信濃追分にある場合は、ここで乗り換えます。軽井沢町の公式ページに掲載された運賃は次のとおりです[3]。
- 中軽井沢駅 → 軽井沢駅 … 大人230円/小人120円
- 信濃追分駅 → 軽井沢駅 … 大人240円/小人120円
車:碓氷軽井沢ICと、繁忙期の迂回
最寄りは上信越自動車道の碓氷軽井沢ICです。軽井沢町は雲場池までの距離を「碓氷軽井沢ICから11km 20分」としています[4]。
問題は繁忙期です。軽井沢町は自ら、次のように書いています[3]。
例年トップシーズンは、町内の道路が非常に混み合い、特に上信越自動車道 碓氷・軽井沢ICから町内へ向かう道路は渋滞のため、目的地まで大変時間がかかります。そこで、高速道路を利用してマイカーでお越しの方は・・・東京方面からの場合は、碓氷軽井沢ICの一つ手前の『松井田妙義IC』、1つ先の『佐久平PAスマートIC』長野方面からの場合は『小諸IC、佐久IC、佐久平PAスマートIC』で降り、軽井沢へお越しいただければ時間短縮が見込めます。
自治体が「うちのICで降りないでください」と書くのは、けっこうな事態です。 夏休みや連休に車で行くなら、この一文は読んでおいたほうがいいです。
パーク&レールライド:手前の駅に停めて電車で入る
軽井沢町はもうひとつ、車を町の外側に置く方法を公式に案内しています[3]。
小諸・御代田・信濃追分・中軽井沢の各駅周辺の駐車場を利用し、しなの鉄道への乗り換えと、町内循環バスによる町内の移動を促進します。
犬連れの場合、電車に乗るならケースに入れる必要があります(次項)。車から出さずに済む区間を長く取りたいなら、パーク&レールライドは犬連れとは相性が良くありません。渋滞に付き合うか、犬をケースに入れるか、どちらかの選択になります。
駐車場
町営駐車場の公式情報です。
- 軽井沢駅北口西側駐車場 … 「駐車可能台数:普通車等220台」。1時間未満200円、1時間以上4時間未満400円、4時間以上8時間未満600円、8時間以上12時間未満800円、12時間以上24時間未満1,000円(2025年7月1日以降の出庫分)[5]
- 旧軽井沢駐車場 … 普通車213台。7月から9月までは「1時間未満500円、1時間以上800円に1時間を超える駐車時間が1時間増すごとに300円を加えた額」、1〜6月と10〜12月は「1時間未満500円、1時間以上700円に……200円を加えた額」[6]
旧軽井沢駐車場は夏が高くなります。 料金は改定されますので、最新は町の公式ページでご確認ください。
なお雲場池について、軽井沢町は「雲場池近くには駐車場がありません」「雲場池周辺での路上駐車は通行の妨げになりますので絶対にやめてください」と明記しています[4][3]。
犬を連れて電車に乗るとき
JR東日本もしなの鉄道も、犬は「手回り品」の扱いです。
JR東日本[7]:
小犬・猫等の小動物を車内にお持ち込みになる場合は、動物専用のケース(タテ・ヨコ・高さの合計が120cm以内でかつ、ケースと合わせた重量が10㎏以内のもの)に収納していただき、ご乗車になる駅の改札口などでお見せのうえ、手回り品きっぷ(290円)をお求めください。
しなの鉄道[8]:
小犬、猫、はとまたはこれらに類する小動物(猛獣及びへびの類を除く)であって、次のことをお守りいただくとともに、駅窓口で「手回り品切符」(1回の乗車ごとに、1個290円)をお求め下さい。
しなの鉄道の容器条件は「長さ70cm以内で、縦・横・高さの和が90cm程度の容器に収納したもの」「容器に収納した重量が10㎏以内のもの」です[8]。JR東日本より容器の上限が小さいので、新幹線に乗れたキャリーがしなの鉄道で断られる可能性があります。中軽井沢・信濃追分へ乗り換える予定なら、しなの鉄道の条件で用意してください。
西武観光バス(町内循環バス・路線バス)と草軽交通のペット持ち込み規定は、公式ページで見つけられませんでした。 犬を連れてバスに乗る予定なら、事前に各社へ直接ご確認ください(軽井沢に着いてからの移動)。
標高が変わることを忘れずに
軽井沢町は「浅間山(標高2,568メートル)の南東斜面、標高900〜1,000メートル地点に広がる高原の町です」としています[9]。東京から1時間強で1,000m近く上がるので、季節によっては服装を1枚足す必要があります(夏の軽井沢/冬の軽井沢)。
よくある質問
東京から軽井沢まで何分ですか?
JR東日本グループの旅行サイトは北陸新幹線で「最短で1時間ほど」としています。軽井沢町の公式サイトには所要時間の明記を見つけられませんでした。ダイヤは変わるので時刻表でご確認ください。
車で行くなら何ICで降りればいいですか?
最寄りは碓氷軽井沢ICです。ただし軽井沢町は繁忙期の渋滞を理由に、東京方面からは松井田妙義ICまたは佐久平PAスマートIC、長野方面からは小諸IC・佐久IC・佐久平PAスマートICでの降車を公式に案内しています。
犬を連れて新幹線に乗れますか?
ケースに入れ、手回り品きっぷ290円を購入すれば乗れます。JR東日本はケースの3辺合計120cm以内・ケース込み10kg以内としています。
しなの鉄道でも同じですか?
料金は同じ290円ですが、容器の条件が「長さ70cm以内・3辺の和90cm程度」とJR東日本より小さいです。乗り換えるなら小さいほうに合わせてください。
雲場池に車で行けますか?
軽井沢町は「雲場池近くには駐車場がありません」「路上駐車は絶対にやめてください」と公式に案内しています。駅周辺の駐車場に停めてバスか徒歩で向かってください。
バスに犬を乗せられますか?
西武観光バス(軽井沢の路線バス)と草軽交通のペット持ち込み規定は、公式ページで確認できませんでした。各社に直接お問い合わせください。
参考・出典
- 「新幹線に乗れば最短で1時間ほどで到着します」— びゅうトラベル(JR東日本グループ) (2026-08-13取得。※JR東日本本体ではなくグループ会社の旅行サイトです)
- 「【東京方面:軽井沢駅経由】上野駅から最短約3時間 上野駅→軽井沢駅(北陸新幹線 約1時間10分)」— 万座温泉観光協会「アクセス」 (2026-08-13取得)
- 「例年トップシーズンは、町内の道路が非常に混み合い、特に上信越自動車道 碓氷・軽井沢ICから町内へ向かう道路は渋滞のため、目的地まで大変時間がかかります。……東京方面からの場合は、碓氷軽井沢ICの一つ手前の『松井田妙義IC』、1つ先の『佐久平PAスマートIC』長野方面からの場合は『小諸IC、佐久IC、佐久平PAスマートIC』で降り、軽井沢へお越しいただければ時間短縮が見込めます。」「小諸・御代田・信濃追分・中軽井沢の各駅周辺の駐車場を利用し、しなの鉄道への乗り換えと、町内循環バスによる町内の移動を促進します。」「雲場池周辺での路上駐車は通行の妨げになりますので絶対にやめてください。」「信濃追分駅 → 軽井沢駅 ・大人/240円 ・小人/120円 中軽井沢駅 → 軽井沢駅 ・大人/230円 ・小人/120円」— 軽井沢町「軽井沢交通快適化対策」(2026年4月27日更新) (2026-08-13取得)
- 「自動車利用:碓氷軽井沢ICから11km 20分 鉄道利用:しなの鉄道軽井沢駅下車タクシー5分 鉄道利用:JR北陸新幹線軽井沢駅下車タクシー5分」「紅葉シーズンの雲場池は大変混雑します。また、雲場池近くには駐車場がありません。」— 軽井沢町「雲場池」 (2026-08-13取得)
- 「駐車可能台数:普通車等220台」「1時間未満200円、1時間以上4時間未満400円、4時間以上8時間未満600円、8時間以上12時間未満800円、12時間以上24時間未満1,000円」— 軽井沢町「軽井沢駅北口西側駐車場」 (2026-08-13取得。2025年7月1日以降の出庫分の料金)
- 「7月から9月まで:1時間未満500円、1時間以上800円に1時間を超える駐車時間が1時間増すごとに300円を加えた額」「1月から6月まで及び10月から12月まで:1時間未満500円、1時間以上700円に...200円を加えた額」— 軽井沢町「旧軽井沢駐車場」 (2026-08-13取得)
- 「小犬・猫等の小動物を車内にお持ち込みになる場合は、動物専用のケース(タテ・ヨコ・高さの合計が120cm以内でかつ、ケースと合わせた重量が10㎏以内のもの)に収納していただき、ご乗車になる駅の改札口などでお見せのうえ、手回り品きっぷ(290円)をお求めください。」— JR東日本 よくあるご質問 (2026-08-13取得)
- 「小犬、猫、はとまたはこれらに類する小動物(猛獣及びへびの類を除く)であって、次のことをお守りいただくとともに、駅窓口で「手回り品切符」(1回の乗車ごとに、1個290円)をお求め下さい。」「長さ70cm以内で、縦・横・高さの和が90cm程度の容器に収納したもの。」「容器に収納した重量が10㎏以内のもの。」— しなの鉄道「手回り品」 (2026-08-13取得)
- 「長野県の東端、群馬県境に位置する軽井沢町は、浅間山(標高2,568メートル)の南東斜面、標高900~1,000メートル地点に広がる高原の町です。」— 軽井沢町「軽井沢町の概要」 (2026-08-13取得)
最終更新: 2026-08-20