この記事は「鬼怒川温泉までどう行くか」に絞ります。着いてからの移動は鬼怒川の交通ガイド、車で行く方は鬼怒川へ車で行くをご覧ください。
電車で|降りる駅を先に決める
日光旅ナビの鬼怒川温泉のアクセス欄には「東武鬼怒川線「鬼怒川温泉駅」または「鬼怒川公園駅」下車」と記載されています。温泉街は2駅にまたがっているので、宿の場所によってどちらで降りるかが変わります。予約時に宿の最寄り駅を確認してください。
さらに奥へ行く場合は、野岩鉄道会津鬼怒川線を使います。
- 龍王峡駅 … 日光旅ナビの龍王峡のページに「野岩鉄道会津鬼怒川線「龍王峡駅」下車すぐ」と記載。虹見の滝までは「駅から徒歩約12分」
- 湯西川温泉駅 … 「野岩鉄道会津鬼怒川線「湯西川温泉駅」から湯西川温泉行きバス乗車約25分」
「湯西川温泉駅」で降りても、そこはまだ湯西川温泉ではありません。駅からバスで25分あります。ここを勘違いすると到着が大きくずれます。
車で|今市ICから20分
日光旅ナビは鬼怒川温泉への車のアクセスを「日光宇都宮道路「今市IC」から20分」としています。鬼怒川流域はこの今市ICが共通の入口で、湯西川なら約60分、川俣温泉なら約70分と、同じICから所要時間が伸びていきます。
温泉地別・観光施設別の所要時間と駐車場の料金は鬼怒川へ車で行くにまとめました。
日光と組み合わせるなら
鬼怒川温泉のページには「世界遺産の日光まで車で30分ほどと、日光市内観光の拠点にも最適です。」と書かれています。日光観光の宿泊地として鬼怒川を選ぶ、という組み方は公式も想定しているわけです。
車を使わない場合、東武バス日光の日光エリア運賃表には、東武日光駅からの片道運賃として鬼怒川温泉駅600円が掲載されています。ただし系統の一覧にはこう明記されています。
「SL 大猷院・二荒山神社前 東武日光駅 鬼怒川温泉駅 (土・日・祝日のみ運行)」
平日にこのバスを当てにして日程を組むと動けなくなります。平日に日光と鬼怒川を行き来するなら、鉄道か車を前提にしてください。
なお東武バス日光の日光エリアには、2025年9月25日付のお知らせとして「10/1~ 日光エリアの路線バスにQRコード認証・クレジットカード決済を導入します!」という案内が出ています。
犬連れの本題|東武鉄道はキャリー込み10kgまで無料
犬と電車で鬼怒川へ向かう場合、根拠になるのは東武鉄道の営業規則第10章「手回り品」です。第308条第4項に、次のように定められています。
「旅客は、小犬・猫・はとまたはこれに類する小動物(猛獣および蛇の類を除く。)で、次の各号に該当するものは、無料で車内に持込むことができる。(1)他の旅客に危害をおよぼし、または迷惑をかけるおそれがないと認められるものであって、3辺の最大の和が、120㎝以内の専用の容器に収容したもの(2)専用の容器に収容した重量が10kg以内のもの」
読みどころは3つです。
- 「無料」 … 別途料金はかかりません
- 「3辺の最大の和が、120㎝以内の専用の容器に収容したもの」 … 容器のサイズ上限。縦・横・高さの合計です
- 「専用の容器に収容した重量が10kg以内のもの」 … 犬の体重ではなく、キャリーごとの重量が10kg以内
つまり、犬が8kgでもキャリーが3kgあれば11kgとなり、条件を満たしません。キャリーを選ぶ段階で、この120cm・10kgを基準にしてください。
一般の手回り品の上限は第308条第1項で「3辺の最大の和が、250cm以内のもので、その重量が30kg以内のものを無料で車内に2個まで持ち込むことができる。」と定められており、動物についてはこれとは別に第308条第4項の枠が適用されます。
また第315条には「手回り品は、旅客において保管の責任を負うものとする。」とあります。キャリーから出さない、床や膝の上で自分で管理する、というのが規則上の前提です。
身体障害者補助犬法の認定を受けた補助犬、道路交通法上の盲導犬については、第308条第3項で表示や認定証などの条件つきで無料で随伴させられると定められています。
犬連れで確認できなかったこと
正直に書いておきます。
- 野岩鉄道会津鬼怒川線のペット持ち込み規定は、今回確認できていません。東武鉄道の営業規則は東武鉄道のものです。龍王峡駅・湯西川温泉駅を使う場合は、野岩鉄道に直接ご確認ください
- 東武バス日光の「乗り方案内」ページには、ペット・動物の持ち込みに関する記載がありません(2026-08-14 時点)。バスに犬を乗せられるかどうかは、公式の記載からは判断できません
- アイタヨが鬼怒川エリアの宿について確認できたデータは、現時点ではまだありません
よくある質問
鬼怒川温泉の最寄り駅はどこですか?
東武鬼怒川線「鬼怒川温泉駅」または「鬼怒川公園駅」です。宿の位置によって使い分けます。
車だとどこのICで降りますか?
日光宇都宮道路「今市IC」です。日光旅ナビは鬼怒川温泉まで20分としています。
東武日光駅から鬼怒川温泉駅へバスで行けますか?
東武バス日光の運賃表には東武日光駅から鬼怒川温泉駅まで600円と掲載されています。ただし系統SLは「(土・日・祝日のみ運行)」と明記されているので、平日は使えません。
犬を東武線に乗せるのにお金はかかりますか?
かかりません。東武鉄道営業規則第308条第4項の条件(3辺の最大の和120cm以内の専用の容器、容器に収容した重量10kg以内)を満たせば、無料で車内に持ち込めます。
キャリーの重さも10kgに含まれますか?
含まれます。規則は「専用の容器に収容した重量が10kg以内のもの」と書いており、容器込みの重量です。
野岩鉄道でも同じ条件ですか?
野岩鉄道のペット規定は今回確認できていません。東武鉄道の営業規則が他社にそのまま適用されるとは限らないため、野岩鉄道に直接ご確認ください。
参考・出典
- 「(車) 日光宇都宮道路「今市IC」から20分 (電車) 東武鬼怒川線「鬼怒川温泉駅」または「鬼怒川公園駅」下車」──鬼怒川温泉|日光旅ナビ(2026-08-14 確認)
- 「(車)日光宇都宮道路「今市IC」から約35分 (電車)野岩鉄道会津鬼怒川線「龍王峡駅」下車すぐ ※虹見の滝まで駅から徒歩約12分」──龍王峡|日光旅ナビ(2026-08-14 確認)
- 「野岩鉄道会津鬼怒川線「湯西川温泉駅」から湯西川温泉行きバス乗車約25分」──湯西川温泉|日光旅ナビ(2026-08-14 確認)
- 「SL 大猷院・二荒山神社前 東武日光駅 鬼怒川温泉駅 (土・日・祝日のみ運行)」──日光エリア 運賃表|東武バスOn-Line(2026-08-14 確認)
- 「旅客は、小犬・猫・はとまたはこれに類する小動物(猛獣および蛇の類を除く。)で、次の各号に該当するものは、無料で車内に持込むことができる。(1)他の旅客に危害をおよぼし、または迷惑をかけるおそれがないと認められるものであって、3辺の最大の和が、120㎝以内の専用の容器に収容したもの(2)専用の容器に収容した重量が10kg以内のもの」──東武鉄道 営業規則 第10章 手回り品(2026-08-14 確認)
- 「大型バスは、前乗り前降りになります。」「中型バスは、中乗り前降りになります。」──乗り方案内(日光エリア)|東武バスOn-Line(2026-08-14 確認)
最終更新: 2026-08-20