万座は「行きにくい」ではなく「遠い」です。ここを最初に受け入れると、旅程が組みやすくなります。
万座温泉はどこにあるのか
万座温泉観光協会の公式説明です[1]。
万座温泉は群馬県の西北端、嬬恋村の北部、上信越高原国立公園内の標高1,800mに位置しています。
標高1,800m。 軽井沢が標高900〜1,000mの高原ですから、その倍近い高さです。この数字が、この記事のほぼ全部を説明します。
電車で行く:2つのルート
万座温泉観光協会の公式アクセス案内です[1]。
① 軽井沢駅経由(最短約3時間)
【東京方面:軽井沢駅経由】上野駅から最短約3時間 上野駅→軽井沢駅(北陸新幹線 約1時間10分)→JR万座・鹿沢口駅(西武観光バス 約1時間10分)→万座温泉(西武観光バス 約40分)
② 長野原草津口駅経由(最短約3時間40分)
【東京方面:長野原草津口駅経由】上野駅から最短約3時間40分 上野駅→JR長野原草津口駅(特急 草津・四万 約2時間40分)→JR万座・鹿沢口駅(JR吾妻線 約20分)→万座温泉(西武観光バス 約40分)
どちらも乗り換えが2回あります。 新幹線で1時間強、そこからバスで1時間50分。これが万座の距離感です。
最寄り駅は万座・鹿沢口駅
万座温泉観光協会の公式表記です[1]。
最寄駅はJR吾妻線万座・鹿沢口駅です。駅からは路線バス(西武観光バス)をご利用ください。
駅から万座温泉までのバス所要は約40分です[1]。
万座・鹿沢口駅〜万座温泉間の運賃について、西武観光バスの公式資料から個別の金額を特定できませんでした。 停留所別の運賃表はPDFにありますが、本稿では当該区間の金額を確定できていません。乗車前に各社の運賃表でご確認ください。
バスは季節ダイヤです
西武観光バス軽井沢営業所の路線バス時刻表は、年に複数回改正されます。2026年の夏ダイヤは7月1日改正です[3]。
西武観光バス軽井沢営業所 路線バス時刻表 2026年夏ダイヤ/2026 Summer timetable(7月1日~)
「先月見た時刻表」で計画を立てないでください。 万座のバスは、ダイヤが季節で変わります(万座に着いてからの移動)。
車で行く:万座ハイウェー
万座ハイウェーは西武グループが運営する自動車専用有料道路です。公式表記[2]:
群馬県吾妻郡嬬恋村を起点とし、本白根山中腹を経て万座温泉へ至るドライブルートで全長は約20kmの有料道路。起点となる嬬恋村三原周辺の標高は約830mだが、終点の万座温泉付近では約1800mまで上がる。万座温泉までの通年通行はできるが、積雪・凍結時にはスタッドレスタイヤとチェーン装備を推奨。
通行料金は「区間 三原〜万座 普通・軽自動車 ¥1,070」[2]。
「標高差1,000mを約20kmで上がる」道です。 ワインディングが苦手な同乗者がいる場合、そして車に犬を乗せている場合は、心づもりをしておいてください。
2026年の工事情報:万座ハイウェーの公式ページに「◆7月27日(月)~9月8日(火)まで、路盤工事を実施いたします。工事期間中は、一部区間において片側交互通行となる場合がございます。」との告知があります[2]。
冬は万座ハイウェーだけが残る
万座温泉公式の「周辺道路状況」(2026年5月29日付/6月3日更新)です[4]。
・万座ハイウェー・・・通行可能 10月末~5月初めは凍結・積雪の場合がありますので滑り止めのご用意をお願いいたします。
・国道292号線(渋峠~万座温泉)・・・通行可能 (中略)※11月中旬~4月下旬は冬期閉鎖のため通行止めです。
・国道292号線(万座三差路~草津温泉)・・・通行可能 (中略)※11月中旬~4月下旬は冬期閉鎖のため通行止めです。
冬は国道292号が両方向とも閉まり、万座ハイウェーだけが残ります。 これは万座の冬を考えるうえで最重要の事実です(冬の万座温泉)。
万座温泉公式は冬装備についても明記しています[1]。
冬季(11月~5月)はスタッドレスタイヤまたはチェーンのご準備をお願いいたします。
群馬県も同様の注意を出しています[5]。
※ 標高の高いところでは、10月から降積雪のおそれがありますので、冬用タイヤ等の装着、チェーン携行をお願いいたします。
「11月〜5月」という期間の長さに注目してください。 5月でも冬タイヤを求められる標高です。
草津から万座へは、いまバスで行けません
西武観光バスの公式ダイヤ資料に、明確な記載があります[6]。
軽井沢駅~万座鹿沢口駅~万座バスターミナル~白根火山~殺生河原~草津温泉線は引き続き運休いたします。
The bus is between Manza Bus Terminal and Kusatsu onsen suspended. 万座バスターミナル~草津温泉間は現在運休中
道路は通れるのに、バスは運休しています。 草津と万座を組み合わせるつもりなら、これは計画に直結します(万座と草津のあいだ)。
犬を連れて行く場合
西武観光バス(万座方面の路線バス)のペット持ち込み規定を、公式ページで見つけられませんでした。 犬を連れてバスに乗る予定なら、事前に直接ご確認ください。
現実的には、犬連れの万座は車(万座ハイウェー)が前提になります。標高差1,000mを上がる道なので、車酔いしやすい犬は特に注意してください(犬連れ旅行の注意点)。
よくある質問
東京から万座温泉まで何時間かかりますか?
万座温泉観光協会の公式案内で、上野駅から最短約3時間(軽井沢駅経由)、長野原草津口駅経由なら最短約3時間40分です。いずれも乗り換え2回です。
最寄り駅はどこですか?
JR吾妻線の万座・鹿沢口駅です。駅から万座温泉まで西武観光バスで約40分です。
万座ハイウェーの料金はいくらですか?
公式に「区間 三原~万座 普通・軽自動車 ¥1,070」と記載されています。
冬も車で行けますか?
万座ハイウェーは通年通行可能です。ただし国道292号は渋峠側も草津側も11月中旬〜4月下旬が冬期閉鎖です。万座温泉公式は11月〜5月のスタッドレスまたはチェーンを求めています。
草津から万座へバスで行けますか?
行けません。西武観光バスが「万座バスターミナル~草津温泉間は現在運休中」と公式に明記しています。
犬を連れてバスに乗れますか?
西武観光バスのペット持ち込み規定を公式ページで確認できませんでした。直接お問い合わせください。犬連れは車を前提にしたほうが安全です。
参考・出典
- 「万座温泉は群馬県の西北端、嬬恋村の北部、上信越高原国立公園内の標高1,800mに位置しています。」「【東京方面:軽井沢駅経由】上野駅から最短約3時間 上野駅→軽井沢駅(北陸新幹線 約1時間10分)→JR万座・鹿沢口駅(西武観光バス 約1時間10分)→万座温泉(西武観光バス 約40分)」「【東京方面:長野原草津口駅経由】上野駅から最短約3時間40分 上野駅→JR長野原草津口駅(特急 草津・四万 約2時間40分)→JR万座・鹿沢口駅(JR吾妻線 約20分)→万座温泉(西武観光バス 約40分)」「最寄駅はJR吾妻線万座・鹿沢口駅です。駅からは路線バス(西武観光バス)をご利用ください。」「冬季(11月~5月)はスタッドレスタイヤまたはチェーンのご準備をお願いいたします。」— 万座温泉観光協会「アクセス」 (2026-08-13取得)
- 「群馬県吾妻郡嬬恋村を起点とし、本白根山中腹を経て万座温泉へ至るドライブルートで全長は約20kmの有料道路。起点となる嬬恋村三原周辺の標高は約830mだが、終点の万座温泉付近では約1800mまで上がる。万座温泉までの通年通行はできるが、積雪・凍結時にはスタッドレスタイヤとチェーン装備を推奨。」「通行料金 区間 三原~万座 普通・軽自動車 ¥1,070」「◆7月27日(月)~9月8日(火)まで、路盤工事を実施いたします。工事期間中は、一部区間において片側交互通行となる場合がございます。」— 万座ハイウェー(西武・プリンスホテルズ ワールドワイド) (2026-08-13取得)
- 「西武観光バス軽井沢営業所 路線バス時刻表 2026年夏ダイヤ/2026 Summer timetable(7月1日~)」— 西武観光バス 路線バス時刻表PDF (2026-08-13取得)
- 「・万座ハイウェー・・・通行可能 10月末~5月初めは凍結・積雪の場合がありますので滑り止めのご用意をお願いいたします。」「・国道292号線(渋峠~万座温泉)・・・通行可能 (中略)※11月中旬~4月下旬は冬期閉鎖のため通行止めです。」「・国道292号線(万座三差路~草津温泉)・・・通行可能 (中略)※11月中旬~4月下旬は冬期閉鎖のため通行止めです。」— 万座温泉観光協会「周辺道路状況」(2026年5月29日付/6月3日更新) (2026-08-13取得)
- 「※ 標高の高いところでは、10月から降積雪のおそれがありますので、冬用タイヤ等の装着、チェーン携行をお願いいたします。」— 群馬県「道路の冬期閉鎖」 (2026-08-13取得。同ページの更新日は2025年10月17日)
- 「軽井沢駅~万座鹿沢口駅~万座バスターミナル~白根火山~殺生河原~草津温泉線は引き続き運休いたします。」「The bus is between Manza Bus Terminal and Kusatsu onsen suspended. 万座バスターミナル~草津温泉間は現在運休中」— 西武観光バス 2026年春ダイヤ案内PDF (2026-08-13取得)
最終更新: 2026-08-20