万座と草津を1回の旅でつなげようとすると、ここで詰まります。地図上の距離ではなく、乗り物の有無の問題です。
まず、道路は通れます
群馬県の報道提供資料(更新日2026年5月22日)です[1]。
国道292号(志賀草津道路)の殺生ゲートから万座三差路ゲートまでの約8.5キロメートル区間については、令和8年5月15日に草津白根山(湯釜付近)の噴火警戒レベルが1へ引き下げられたことに伴い、除雪や安全確認作業を進めてきました。これらの作業が完了する見込みとなったことから、5月29日(金曜日)午後1時から全面通行止めを解除します。また、今回の解除により、志賀草津道路の通行規制はすべて解除され、全線で通行可能となります。なお、今後の火山活動の状況によっては、再び通行規制を行う場合があります。
万座温泉公式の道路状況ページでも確認できます[3]。
・国道292号線(万座三差路~草津温泉)・・・通行可能
噴火警戒レベルの経緯:気象庁は2026年5月15日にレベルを引き下げました[4]。
本日(15日)11時00分に草津白根山(白根山(湯釜付近))の噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)に引き下げました。
ただしレベル1でも警戒事項は残ります[5]。
湯釜火口から概ね500mの範囲では、ごく小規模な火山灰等の噴出の可能性があります。
しかし、バスは運休しています
西武観光バスの公式ダイヤ案内です[2]。
軽井沢駅~万座鹿沢口駅~万座バスターミナル~白根火山~殺生河原~草津温泉線は引き続き運休いたします。
The bus is between Manza Bus Terminal and Kusatsu onsen suspended. 万座バスターミナル~草津温泉間は現在運休中
「引き続き」という語に注意してください。 道路の通行止めが解除された2026年5月29日より後の夏ダイヤでも、運休は継続しています。
つまり、こうなります
| 手段 | 万座⇄草津 |
|---|---|
| 車 | 行ける(国道292号、冬期を除く) |
| 路線バス | 行けない(運休中) |
| 鉄道 | 直接つなぐ路線なし |
車がない旅程で「万座に泊まって草津も見る」は、2026年8月時点では成立しません。
冬はさらに閉まります
万座温泉公式の道路状況[3]:
・国道292号線(万座三差路~草津温泉)・・・通行可能 (中略)※11月中旬~4月下旬は冬期閉鎖のため通行止めです。
・国道292号線(渋峠~万座温泉)・・・通行可能 (中略)※11月中旬~4月下旬は冬期閉鎖のため通行止めです。
群馬県の令和7年度(2025-26年冬)の実績です[6]。
7 国道292号(志賀草津道路) 区間 吾妻郡草津町地内(天狗山ゲート)から吾妻郡中之条町地内(長野県境・渋峠)まで 距離 17.9キロメートル 期間 令和7年11月12日(水曜日)午後1時から令和8年4月22日(水曜日)午前10時まで
★2026-27年冬(令和8年度)の冬期閉鎖期間は、2026年8月13日時点で群馬県の公式ページに公表を見つけられませんでした。 上の日付は前シーズンの実績です。群馬県は例年秋に公表しています(令和7年度分の更新日は2025年10月17日)。
つまり冬は、車があっても万座と草津は国道292号でつながりません。 万座へは万座ハイウェー、草津へは別ルート、という完全に別の旅になります(冬の万座温泉)。
万座〜草津の距離と所要時間
万座温泉から草津温泉(湯畑)までの距離・所要時間を明記した一次情報を、見つけられませんでした。
探した範囲は、万座温泉観光協会の公式サイト、嬬恋村観光協会の公式サイト、草津町公式、群馬県公式です。嬬恋村観光協会の公式noteに、草津温泉→横手山頂ヒュッテ→万座温泉→嬬恋牧場→軽井沢というドライブコース全体を「①車_およそ145分」とする案内はありますが[7]、これは複数地点を経由するコース全体の時間で、万座〜草津の単独区間ではありません。
「万座から草津まで車で◯分」と書きたいところですが、公式に根拠がないので書きません。
旅程をどう組むか
車で来る場合
- 万座と草津を1回の旅でつなぐことは、冬期閉鎖期間外なら可能です
- ただし行く前に必ず道路状況を確認してください。群馬県は「今後の火山活動の状況によっては、再び通行規制を行う場合があります」と明記しています[1]
- 万座温泉公式の「周辺道路状況」ページが、実際の通行可否を更新しています[3]
車がない場合
- 万座と草津は別の旅として組んでください
- 万座へは、上野駅から軽井沢経由で最短約3時間(新幹線+バス2本)[8](万座温泉へのアクセス)
犬連れの場合
犬連れは、そもそも車前提になります。 西武観光バスのペット持ち込み規定を公式に確認できていないためです(万座に着いてからの移動)。
車で万座と草津をつなぐ場合、国道292号は標高の高い山岳道路です。犬を乗せた長時間のワインディング走行になるので、こまめに休憩を取ってください。 また、この一帯は火山ガスの噴出地帯です。停車できる場所であっても、犬を降ろす場所は選んでください(万座と火山ガス)。
よくある質問
万座から草津へバスで行けますか?
行けません。西武観光バスが「万座バスターミナル~草津温泉間は現在運休中」と公式に明記しています(2026年夏ダイヤ時点)。
道路は通れますか?
通れます。群馬県が2026年5月29日午後1時に志賀草津道路の全面通行止めを解除し、全線通行可能になりました。ただし冬期閉鎖期間は除きます。
万座から草津まで車で何分ですか?
万座〜草津の単独区間の所要時間を明記した公式情報を見つけられませんでした。本稿では書きません。
冬も車で行き来できますか?
できません。国道292号は11月中旬〜4月下旬が冬期閉鎖です。2026-27年冬の具体的な期間は、2026年8月13日時点で群馬県から公表されていません。
草津白根山は今どうなっていますか?
気象庁は2026年5月15日11時に噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)に引き下げました。ただし湯釜火口から概ね500mの範囲では、ごく小規模な火山灰等の噴出の可能性があるとされています。
万座と草津、どちらに泊まればいいですか?
車がなければ、行きたいほうを選んで別の旅にしてください。両方を1回でつなぐには車が必要です。
参考・出典
- 「国道292号(志賀草津道路)の殺生ゲートから万座三差路ゲートまでの約8.5キロメートル区間については、令和8年5月15日に草津白根山(湯釜付近)の噴火警戒レベルが1へ引き下げられたことに伴い、除雪や安全確認作業を進めてきました。これらの作業が完了する見込みとなったことから、5月29日(金曜日)午後1時から全面通行止めを解除します。また、今回の解除により、志賀草津道路の通行規制はすべて解除され、全線で通行可能となります。なお、今後の火山活動の状況によっては、再び通行規制を行う場合があります。」— 群馬県 報道提供資料(更新日2026年5月22日) (2026-08-13取得)
- 「軽井沢駅~万座鹿沢口駅~万座バスターミナル~白根火山~殺生河原~草津温泉線は引き続き運休いたします。」「The bus is between Manza Bus Terminal and Kusatsu onsen suspended. 万座バスターミナル~草津温泉間は現在運休中」— 西武観光バス ダイヤ案内PDF (2026-08-13取得)
- 「・国道292号線(万座三差路~草津温泉)・・・通行可能 (中略)※11月中旬~4月下旬は冬期閉鎖のため通行止めです。」「・国道292号線(渋峠~万座温泉)・・・通行可能 (中略)※11月中旬~4月下旬は冬期閉鎖のため通行止めです。」— 万座温泉観光協会「周辺道路状況」(2026年5月29日付/6月3日更新) (2026-08-13取得)
- 「本日(15日)11時00分に草津白根山(白根山(湯釜付近))の噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)に引き下げました。」— 気象庁 報道発表(2026年5月15日) (2026-08-13取得)
- 「噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)」「現在の警戒事項等 湯釜火口から概ね500mの範囲では、ごく小規模な火山灰等の噴出の可能性があります。」— 気象庁「火山活動の状況」 (2026-08-13取得)
- 「7 国道292号(志賀草津道路) 区間 吾妻郡草津町地内(天狗山ゲート)から吾妻郡中之条町地内(長野県境・渋峠)まで 距離 17.9キロメートル 期間 令和7年11月12日(水曜日)午後1時から令和8年4月22日(水曜日)午前10時まで」— 群馬県「道路の冬期閉鎖」(更新日2025年10月17日) (2026-08-13取得。これは令和7年度=2025-26年冬の実績です。令和8年度=2026-27年冬の期間は2026年8月13日時点で未公表です)
- 「・交通手段とおおよその所要時間 ①車_およそ145分」(草津温泉→横手山頂ヒュッテ→万座温泉→嬬恋牧場→…→軽井沢のコース全体)— 一般社団法人嬬恋村観光協会 公式note (2026-08-13取得。コース全体の所要時間であり、万座〜草津の単独区間ではありません)
- 「【東京方面:軽井沢駅経由】上野駅から最短約3時間」— 万座温泉観光協会「アクセス」 (2026-08-13取得)
最終更新: 2026-08-20