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八ヶ岳の星空|自治体が自分で「星の里」と名乗る場所

八ヶ岳の星空は、旅行メディアが持ち上げているのではなく、自治体と公的施設が自分たちで言葉にしています。

長野県原村:「星降る里」(村公式) 山梨県北杜市:「星見里(ほくと)」(市公式) 清里:2009年7月7日に「清里星の街」を宣言(清里観光振興会) 八ヶ岳自然文化園(原村):「国内屈指の星空観察スポットである八ヶ岳の夜空」、4〜12月に月1回の星空観望会 そして、日本の電波天文学の拠点である国立天文台 野辺山宇宙電波観測所が、この高原にあります。入場無料で自由見学できます。

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なぜ暗いのか — 公式の説明

原村の公式ページは、理由をこう説明しています。

原村は星が美しく見える場所としても有名で、「星降る里」とも呼ばれています。街明かりが少ないため夜はとても暗くなり、特にペンションビレッジのある標高1300m以上のエリアは、空気が澄んでいて絶好の星空スポット。東京スカイツリーの2倍以上の高さにいると思うと、余計に星が近く見える気がしてきます。

都会では見えない小さな星も原村では見ることができるため、晴れた日には「満天の星」をのぞめます。星の数が多いので、星座を見つけることが逆に難しいくらいかも知れません。

「街明かりが少ない」「標高1300m以上」「空気が澄んでいる」の3つ、というのが村自身の説明です。

北杜市も、市の名前そのものを星に重ねています。

北杜市は美しい星空を望むことができる地として、「星見里(ほくと)」と表現しています。雄大な自然の中で見上げる、瞬く満天の星。「月見里県星見里市(山梨県北杜市)」を訪れてみませんか。

清里には宣言もあります。

清里 星の街宣言 / 2009年7月7日の七夕、「清里星の街」が宣言されました。観光資源としての"星空"を強くアピールし、幅広い層のお客様に星空の綺麗な清里での滞在をもっと楽しんで頂けるよう、環境作りを進めていくものです。

なお、環境省の「星空観察」ページに八ヶ岳・原村・野辺山への言及があるかを確認しましたが、該当する記載は見つかりませんでした。「環境省が日本一と認定した」といった説明は、少なくとも今回は裏づけが取れていません。

どこで見るか

まるやち湖(原村)

原村公式が名指ししている撮影スポットです。

星空の撮影をする皆さんに人気なのは、八ヶ岳自然文化園の近くにある「まるやち湖」です。建物の明かりが少しありますが、駐車場からすぐ八ヶ岳が見え、冬以外はトイレも使えて便利です。

「冬以外はトイレも使える」という注記が親切です。冬に行くなら、済ませてから向かってください。

八ヶ岳自然文化園(原村・標高1300m)

施設の公式説明です。

日が暮れると国内屈指の星空観察スポットである八ヶ岳の夜空がお出迎え。晴れた日には天の川や空いっぱいに広がる満天の星が煌めきます。そのため4月から12月には月に1度、星空観望会を行なっております。

4〜12月に月1回。日程は公式のイベントページで確認してください。園の営業時間は「9:00~17:00(7月下旬~8月末は18:00まで)」、休園日は「火曜日(祝日の場合は営業)および祝日の翌平日、年末年始、ゴールデンウィーク明け(夏季は無休)」です。

宿の敷地

原村は宿がペンション中心で、ペンションビレッジ自体が標高1300m以上にあります。車を出さずに宿の前で見られるのが、このエリアの実務的な強みです。犬連れだと、これがとくに効きます。

星のイベント

八ヶ岳自然文化園を会場に、夏の星のイベントが続きます(いずれも同園および原村公式の掲載)。

年によって日程は変わります。行く年の公式告知で必ず確認してください。

国立天文台 野辺山宇宙電波観測所

長野県南牧村・野辺山高原にある電波天文台です。公式の見学案内を引用します。

野辺山宇宙電波観測所は、8:30〜17:00 に自由見学することができます(年末年始を除く)。

条件は次のとおりです。

そして、ここでしか出てこないルールがあります。

アンテナの近くでは、電波オフをお願いしています(携帯電話、スマートフォン、wi-fiなど)

スマホの電波を切る必要があります。写真を撮るなら機内モードで。ドローンは禁止、場内禁煙です。

犬連れについても記載があります。

ペット入場可(展示棟には入れません)。排泄物はお持ち帰りください。

電波望遠鏡の足元まで犬と歩ける、というのは八ヶ岳らしい一場面です。

なお、これは昼間の見学施設で、夜の星空観望会の場ではありません。夜に星を見るなら、宿の周りか八ヶ岳自然文化園の観望会になります。

服装:夏でも上着が要ります

星を見るのは夜です。気象庁の平年値(1991〜2020年)を確認しておいてください。

地点8月 日最低気温1月 日最低気温
野辺山(標高1,350m)15.5℃-12.2℃
原村(標高1,017m)17.6℃-8.1℃

8月でも夜は15〜17℃台です。半袖で外に立っていると確実に冷えます。八ヶ岳自然文化園も「市街地より気温が7〜8℃ほど低く風が強い日も多いため」と案内しています。フリースかウインドブレーカーを1枚。冬の観望なら、氷点下10℃前後を想定した装備が要ります。

犬連れの場合も同じです。夏の日中の暑さ対策は夏の犬連れ旅行にありますが、八ヶ岳では夜の冷えのほうが問題になります。

なお、アイタヨの八ヶ岳のエリアページはまだ準備中です。犬と泊まれる宿のエリア別ページはこちらにまとめています。

よくある質問

八ヶ岳のどこが一番星がきれいですか?

「一番」を公式に決めている資料はありません。原村公式は「特にペンションビレッジのある標高1300m以上のエリア」を挙げ、撮影スポットとして「まるやち湖」を名指ししています。

星空観望会はどこでやっていますか?

八ヶ岳自然文化園(原村)が「4月から12月には月に1度、星空観望会を行なっております」としています。日程は公式のイベントページでご確認ください。

野辺山の電波望遠鏡は誰でも見られますか?

はい。国立天文台野辺山宇宙電波観測所は「8:30〜17:00 に自由見学することができます(年末年始を除く)」、入場料は無料です。ただし気象警報が出ている場合は見学できず、アンテナの近くでは携帯電話などの電波オフが求められます。

野辺山の観測所に犬と入れますか?

公式に「ペット入場可(展示棟には入れません)。排泄物はお持ち帰りください。」と記載があります。

夏に星を見るとき、どんな服装が要りますか?

気象庁の平年値で8月の日最低気温は野辺山15.5℃、原村17.6℃です。日中が暑くても、夜は上着が必要になります。

参考・出典

※各施設・スポットのルールは変わることがあります。おでかけ前に公式情報で最新をご確認ください。

最終更新: 2026-08-20