初めての草津でつまずくのは、たいてい「地区がわからない」ではなく「湯畑からどれだけ離れているかを見ていなかった」ことです。
草津に「エリア選び」はない
草津温泉は湯畑を中心にした1つの温泉街です。共同浴場の千代の湯は湯畑から徒歩2分、地蔵の湯は徒歩3分、バスターミナルは徒歩5分、西の河原公園はバスターミナルから徒歩約15分[1][2]。この徒歩圏に、外湯・共同浴場・食事どころ・土産屋のほとんどが入ります。
だから宿選びの軸は「どの地区か」ではなく「湯畑まで何分か」です。ここを見ずに料金と写真だけで決めると、夜に湯畑まで歩けなくて後悔します。
湯畑徒歩圏か、車前提か
- 湯畑徒歩圏の宿 … 夜のライトアップ、朝の共同浴場、外湯めぐりを歩いてこなせます。草津の楽しみの中心にいられる
- 少し離れた宿 … 静かで駐車場に余裕があることが多い。ただし移動は車か、1回100円の町内巡回バス(大きな荷物は積載不可)になります
草津は標高約1,200mの傾斜地で、道は平坦ではありません[3]。「徒歩◯分」の数字だけでなく、坂を含む道であることを前提に考えてください。
1泊なら、外湯を何湯まわるか決めておく
草津の宿泊は「宿の湯+外の湯」で組み立てます。大滝乃湯(1,200円)・御座之湯(900円)・西の河原露天風呂(800円)の3湯に入るなら、合計2,900円に対して「ちょいな三湯めぐり手形」が大人2,100円で800円お得です[4]。無料の共同浴場(白旗の湯・千代の湯・地蔵の湯)も湯畑徒歩圏にあります。
ただし草津三湯の公式サイトは「1日の入浴は3回まで」と案内しています[5]。宿の湯を含めて数えると、1日で外湯3湯は多すぎます。1泊2日で外湯3湯、が現実的なペースです(詳しくは草津の外湯と共同浴場)。
初めてなら押さえておくべき3つの性質
① 湯は強い酸性です。 pHは源泉により1.6〜2.2。硫黄で下着やタオルが変色・変質することがあると公式に注記されています。白いものは避け、湯あがりは浴衣を着るのが公式の推奨です(草津温泉の泉質)。
② 源泉ごとに入れる場所が違います。 煮川の湯は旅館に引かれておらず大滝乃湯でしか入れません[6]。「宿の湯に入ったから草津の湯に入った」ではないのが、草津の面白さです。
③ 現金が必要な場面があります。 湯もみショーの熱乃湯は「お支払い方法は『現金』または『PayPay』のみ」でクレジットカードが使えません[7]。町内巡回バスも支払い方法の指定がなく現金前提です。カードだけで来ると詰まります。
日帰りか1泊か
日帰りでも湯畑と外湯1〜2湯は回れます。ただし片道の所要は、東京駅からの高速バスでおよそ4時間、上野からの特急+JRバスで約3時間かかります(いずれも公式の時刻表から算出した値で、「所要◯時間」という公式表記はありません。詳細は草津温泉へのアクセス)。往復で6〜8時間を移動に使う日帰りは、外湯2湯でほぼ終わります。 夜の湯畑のライトアップと朝の共同浴場は泊まらないと体験できません。
犬連れで来る場合、先に知っておくこと
正直に書きます。アイタヨが草津で犬同伴を部屋タイプ単位まで確認できている宿は3軒だけです(草津の犬と泊まれる宿)。箱根や那須のように候補から選ぶ、という状況ではありません。日程を動かせるなら、宿を先に決めてから日付を合わせるほうが成立しやすいです。
また、湯畑・熱乃湯・西の河原公園については、犬同伴の可否に関する公式記載を見つけられませんでした。公式に「ペット同伴OK」と書かれている場所は限られます(草津1泊2日モデルプランに整理しました)。
人気時期は宿から埋まる
草津町・観光協会はお盆期間について「町内が大変混雑いたします」と告知しています。満室でもアイタヨでベルを押しておけば、キャンセルが出た瞬間にLINEで通知します(アイタヨの使い方)。
よくある質問
初めての草津、どのエリアに泊まればいいですか?
草津は湯畑を中心にした1つの温泉街で、箱根のような地区の分かれ方がありません。宿は「湯畑まで徒歩何分か」で選びます。歩いて外湯をまわりたいなら湯畑徒歩圏です。
外湯は何湯まわればいいですか?
草津三湯の公式サイトが「1日の入浴は3回まで」と案内しているため、宿の湯を含めると1日3湯は多めです。1泊2日で外湯3湯(三湯めぐり手形2,100円)が現実的なペースです。
湯畑まで歩ける宿がいいですか?
夜のライトアップと朝の共同浴場を体験したいなら湯畑徒歩圏がおすすめです。ただし標高約1,200mの傾斜地なので、坂を含む道であることを前提にしてください。
クレジットカードは使えますか?
使えない場面があります。湯もみショーの熱乃湯は現金またはPayPayのみで、クレジットカードや他のQR決済は利用できません。現金を用意しておくと安心です。
日帰りでも楽しめますか?
湯畑と外湯1〜2湯なら日帰りでも可能です。ただし東京からの片道が高速バスでおよそ4時間、特急+JRバスで約3時間かかります(公式時刻表からの算出値。公式に「所要◯時間」の記載はありません)。夜の湯畑ライトアップや朝の共同浴場は泊まらないと体験できません。
犬と泊まれる宿は多いですか?
多くありません。アイタヨが部屋タイプ単位で犬同伴を確認できている草津の宿は3軒です。候補が少ないため、宿を先に決めて日程を合わせるほうが取りやすいです。
タオルは持って行くべきですか?
無料の共同浴場を使うなら必要です。「共同浴場へ行かれる方は、タオルを持参してください」と公式に案内されています。
参考・出典
- 「湯畑まで徒歩5分の場所にあり、路線バスや高速バス、観光バスが発着するバスターミナル。」— 草津温泉観光協会「草津温泉バスターミナル」 /千代の湯「湯畑より徒歩2分」 /地蔵の湯「湯畑より徒歩3分」 (2026-08-13取得)
- 「【基本情報】・アクセス バスターミナルより徒歩約15分」— 草津温泉観光協会「西の河原公園」 (2026-08-13取得)
- 「草津は海抜1,200mの高原の町で、1年間の平均気温が7℃で、7~8月の一番暑い時期でも平均18℃となっており、30℃以上になることはめったにありません。」— 草津温泉観光協会「草津いろは」 (2026-08-13取得。統計年の記載はありません)
- 「大人 2,900 円 のところ 2,100 円 !! 子ども 1,450 円 のところ 1,050 円 !!」— 草津三湯 公式「ちょいな三湯めぐり手形」 (2026-08-13取得)
- 「入浴時のご注意 ❹ 1日の入浴は3回まで! せっかくの温泉だからといって1日に何度も入浴するのは体に負担がかかって逆効果。1日3回までにしましょう。」「共同浴場へ行かれる方は、タオルを持参してください。」— 草津三湯 公式「正しい入浴法」 /草津温泉旅館協同組合 (2026-08-13取得)
- 「源泉・煮川(にかわ)の湯だけは旅館に引かれていないが、町営浴場「大滝乃湯」で入ることができる。」— 草津温泉観光協会「草津の源泉」 (2026-08-13取得)
- 「※お支払い方法は「現金」または「PayPay」のみとなっております。クレジットカードやその他のQR決済は出来ません。」— 熱乃湯 公式「湯もみと踊りショー」 (2026-08-13取得)
最終更新: 2026-08-20