塩原ではじめに決めるのは宿ではなく【地区】です。市の説明では、古町は「老舗旅館や飲食店、土産物屋が軒を連ねる」で源泉28ヶ所と最多。元湯は「塩原温泉発祥の古湯」で「現在は3軒が営業」。新湯は標高950mで硫黄泉。塩の湯は「塩原温泉の中では一番塩分の強い温泉」。門前は「妙雲寺の門前町として栄えた」。畑下は尾崎紅葉「金色夜叉」の舞台です。
塩原ではじめて宿を探すと、同じ「塩原温泉」なのに雰囲気がバラバラで戸惑います。理由は単純で、11の別々の温泉地をまとめて呼んでいるからです。
まず地区を決める(市の説明そのまま)
| 地区 | 市の説明(抜粋) | 源泉 |
|---|---|---|
| 古町(ふるまち) | 「老舗旅館や飲食店、土産物屋が軒を連ねる」「塩原もの語り館」「観光馬車(トテ馬車)が行き交う光景は塩原の風物詩」 | 28ヶ所 |
| 門前(もんぜん) | 「妙雲寺の門前町として栄えた」「旅館や土産物屋が軒を連ね、温泉街ならではのたたずまい」 | 16ヶ所 |
| 福渡(ふくわた) | 「明治以来文人に愛された」「天狗岩や、野立岩など景勝地も多く」 | 17ヶ所 |
| 畑下(はたおり) | 「尾崎紅葉が「金色夜叉」の舞台に選んだゆかりの温泉地」 | 10ヶ所 |
| 塩釜(しおがま) | 「塩原の中でも有数の湧出量」「この熱を利用して釜で塩の精製が行われていたのが地名の由来」 | 8ヶ所 |
| 中塩原(なかしおばら) | 「田畑が広がるのどかな」「湧出量も豊富」 | 12ヶ所 |
| 上塩原(かみしおばら) | 「箒川の上流、尾頭沢沿い」「ゆっくりのんびり滞在できる」 | 11ヶ所 |
| 大網(おおあみ) | 「約300段の階段を下りた箒川河畔には岩から湧き出る野趣豊かな露天風呂」「飲泉第1号として認められた温泉」 | 5ヶ所 |
| 塩の湯(しおのゆ) | 「ひっそりとした隠れ宿のような趣」「塩原温泉の中では一番塩分の強い温泉」 | 12ヶ所 |
| 元湯(もとゆ) | 「塩原温泉発祥の古湯」「現在は3軒が営業」「緑、乳白色、墨色」「秘湯の趣」 | 9ヶ所 |
| 新湯(あらゆ) | 「標高950メートル」「爆裂火口付近では今でも水蒸気が吹き出し、あたりには硫黄臭が漂い」 | 5ヶ所 |
すべて那須塩原市の各地区ページからの抜粋です[1]。
目的から選ぶなら
- 歩いて食べて回りたい → 古町・門前。市が「軒を連ねる」と書いているのはこの2地区だけです
- 静かにこもりたい → 元湯・塩の湯。元湯は3軒、塩の湯は「隠れ宿のような趣」
- 硫黄の湯に入りたい → 新湯・元湯。11地区で硫黄泉はこの2つだけです
- ぬるめが好き → 元湯・古町・福渡・塩の湯(40℃台から)
- 熱い湯が好き → 新湯(59〜95℃)
- 景色を歩きたい → 福渡(天狗岩・野立岩)
温度と泉質の全一覧は塩原の温泉(11地区)にあります。
★「どの地区がいい」は書きません。上は市の説明文から機械的に振り分けたものです。アイタヨは宿に行っていないので、良し悪しは名乗りません。
着いてからの動き方
那須塩原駅からバスで約60分、車なら西那須野塩原ICから国道400号で約20分(15km)(アクセス)。
★11地区は箒川の渓谷沿いに縦に長く並んでいます。「塩原温泉バスターミナルの周り」だけが塩原ではありません。とくに新湯は標高950m・日塩もみじライン沿いで、他の地区とは別の場所と思ってください(冬の塩原)[2]。
途中にもみじ谷大吊橋(全長320m・渡橋料300円・駐車場無料)があります。犬連れなら塩原で犬と入れる場所もどうぞ。
今空いている宿は部屋に露天風呂がある宿と犬と泊まれる宿から探せます。
参考・出典
- 「老舗旅館や飲食店、土産物屋が軒を連ねる古町」「塩原温泉の自然・人・文化・歴史を紹介する塩原観光の拠点「塩原もの語り館」があり」「観光馬車(トテ馬車)が行き交う光景は塩原の風物詩。」/「妙雲寺の門前町として栄えた門前は、旅館や土産物屋が軒を連ね、温泉街ならではのたたずまいが楽しめ」/「温泉のよさと渓谷美のすばらしさで、明治以来文人に愛された福渡は、天狗岩や、野立岩など景勝地も多く」/「湾曲した箒川に抱かれるようにある畑下は、尾崎紅葉が「金色夜叉」の舞台に選んだゆかりの温泉地としても知られ」/「塩原の中でも有数の湧出量を誇る塩釜は、高温の温泉が湧き、その昔、この熱を利用して釜で塩の精製が行われていたのが地名の由来です。」/「田畑が広がるのどかな中塩原は湧出量も豊富で」/「箒川の上流、尾頭沢沿いに湧く上塩原は、湧出量も豊富で」/「今も約300段の階段を下りた箒川河畔には岩から湧き出る野趣豊かな露天風呂があり」「飲泉第1号として認められた温泉です。」(大網)/「温泉宿はひっそりとした隠れ宿のような趣があり」「また、塩原温泉の中では一番塩分の強い温泉です。」(塩の湯)/「大同元年(西暦806年)の発見と伝えられる塩原温泉発祥の古湯で」「現在は3軒が営業しているが、緑、乳白色、墨色、炭酸分の強い温泉等」「山奥にひっそりと佇む秘湯の趣」(元湯)/「日塩もみじライン沿いの標高950メートルにある温泉地。」「爆裂火口付近では今でも水蒸気が吹き出し、あたりには硫黄臭が漂い」(新湯)— 那須塩原市「塩原温泉11湯」各地区ページ(更新日 2026年03月31日) (2026-08-22取得)
- 「箒川(ほうきがわ)の渓谷沿いに連なる11地区の温泉地の総称です。」— 塩原温泉観光協会 ShiobaLove (2026-08-22取得)
※各施設・スポットのルールは変わることがあります。おでかけ前に公式情報で最新をご確認ください。
最終更新: 2026-08-23