宿代を比べるとき、意外と見落とされるのがここです。同じ伊豆でも、隣の町に泊まるだけで税額が倍違うことがあります。
8市町の入湯税一覧(2026年8月19日時点)
各市町の公式ページに書かれている税額を、そのまま並べます。
| 市町 | 入湯税(1人1日) |
|---|---|
| 伊東市(伊東・伊豆高原) | 宿泊300円/日帰り150円[1] |
| 東伊豆町(熱川・稲取ほか) | 300円(令和7年3月1日〜)[3] |
| 河津町 | 100円/130円/150円(利用料金で3区分)[4] |
| 下田市 | 100円/130円/150円(料金で3区分)[5] |
| 松崎町 | 宿泊100円/130円、日帰り100円[6] |
| 西伊豆町 | 200円/300円(5,000円が境)[7] |
| 伊豆市(修善寺・土肥ほか) | 100円/150円(5,000円が境)[8] |
| 伊豆の国市(伊豆長岡ほか) | 宿泊130円/150円、日帰り50円・100円[9] |
★南伊豆町については、町公式サイト内で入湯税のページを見つけられませんでした。税額は不明です(「入湯税が無い」という意味ではありません)。宿の予約画面か宿に直接ご確認ください。
値上げが続いています
伊豆の入湯税は、ここ2年で相次いで改定されています。
伊東市は改正内容を公表しています。「改正前:一律150円」「改正後:宿泊を伴うもの300円、宿泊を伴わないもの150円」「適用日 令和7年10月1日」[2]。現行の税額ページも「入湯客1人1日につき、宿泊を伴うもの300円、宿泊を伴わないもの150円です。」となっています[1]。
東伊豆町も同じ流れです。町公式には「入湯客1人1日について150円」という基本の記載に続けて、次の注記があります。
(注意)令和7年3月1日より1人1日(1泊)300円になります。
(上記税率の期間は令和7年3月1日から令和17年2月28日までの10年間)[3]
10年間の期限つきの税率である点まで書かれています。
西伊豆町のページには「入湯税額改定のお知らせ(適用日:令和8年4月1日)」というリンクがありました[7]。この改定の中身(PDF)は今回確認していません。 上の表の200円/300円は同ページ本文の表からの引用です。
「宿泊料金で税額が変わる」市町がある
ここが伊豆の特徴です。単一の額ではなく、料金帯で階段になっている市町があります。
河津町:「(1)利用料金が6,000円未満の者 100円」「(2)利用料金が6,000円以上12,000円未満の者 130円」「(3)利用料金が12,000円円以上の者 150円」[4](3つ目の「12,000円円」は公式ページの表記のままです)。
下田市:宿泊料金又は飲食料金で「10,000円以上のもの 150円」「4,000円以上のもの 130円」「4,000円未満のもの 100円」[5]。
伊豆の国市は日帰りも細かく分かれています。「入湯のみを目的として日帰りで入湯する者 50円」「飲食及び入湯を目的として日帰りで入湯する者 100円」「宿泊に要する費用が7,000円以下の者 130円」「宿泊に要する費用が7,000円を超える者 150円」[9]。
子どもは免除されることが多い
年齢による免除は、市町ごとに基準の書き方が違います。
- 伊東市:「年齢12歳に達する日以後の最初の4月1日までの間にある者(いわゆる日本の小学生以下)」ほか[1]
- 東伊豆町:「年齢が12歳未満の方」[3]
- 下田市:「1.年齢12歳未満の方」[5]
- 伊豆市:「年齢12歳未満の者(12歳の小学生も含む).」[8]
- 伊豆の国市:「13歳未満の人(中学生は除きます)が入湯する場合」[9]
- 西伊豆町:「12歳未満の利用者 免税」[7]
変わり種として、東伊豆町には長期滞在の減免があります。「7日(6泊)以上継続して滞在する入湯客(宿泊者又は団体等)については、申請したものに限り入湯税の一部を免除し、1日(1泊)目より1日1人150円となります。」[3]。申請したものに限ると書かれているので、長逗留するなら宿に相談してみる価値があります。
河津町は「(4) 日帰りで入湯する者」を免除に挙げています[4]。日帰り温泉に入湯税がかからない、という点は他の市町と違います。
宿泊税については、確認できませんでした
熱海市のように宿泊税(1人1泊200円)を別に導入している自治体がありますが、伊豆の8市町については、今回開いた公式ページの範囲で宿泊税に関する記載を確認できませんでした。
「導入していない」と断定はしません。網羅的に調べきったわけではないからです。宿代の総額は、予約画面の表示と現地精算の案内で確認してください。
税は数百円。宿は取れるかどうか
正直なところ、入湯税の差は1泊150円程度です。旅の総額を左右するほどではありません。
ただ、「宿代+税」で予算を組んでいると、現地精算で予定が狂うことがあります。特に犬連れは犬の追加料金も別にかかることが多いので、内訳を先に把握しておくと安心です。
そして本当に難しいのは、税額ではなく部屋が取れるかどうかです。犬と泊まれて客室露天がある部屋は、伊豆でも数が限られます。満室でもアイタヨでベルを押しておけば、キャンセルが出た瞬間にLINEで無料通知が届きます(直前キャンセルの拾い方)。
よくある質問
伊豆の入湯税はいくらですか?
市町で違います。2026年8月時点で、伊東市と東伊豆町が宿泊300円、西伊豆町が200円または300円、河津町・下田市・松崎町・伊豆市・伊豆の国市が100〜150円です。
伊東市の入湯税が上がったと聞きました。
上がりました。伊東市公式は「改正前:一律150円」「改正後:宿泊を伴うもの300円、宿泊を伴わないもの150円」「適用日 令和7年10月1日」と公表しています。
東伊豆町の300円はいつまでですか?
町公式は「(上記税率の期間は令和7年3月1日から令和17年2月28日までの10年間)」と記載しています。
子どもの入湯税はかかりますか?
多くの市町で12歳未満は免除されます。ただし基準の書き方が市町で異なり、伊豆の国市は「13歳未満の人(中学生は除きます)」となっています。
南伊豆町の入湯税は?
町公式サイト内で入湯税のページを見つけられませんでした。宿の予約画面か宿に直接ご確認ください。
伊豆に宿泊税はありますか?
今回確認した8市町の公式ページの範囲では、宿泊税に関する記載を確認できませんでした。網羅的に調べたわけではないため、予約画面の表示でご確認ください。
参考・出典
- 伊東市公式「入湯税」(更新日:2025年11月20日)。「入湯客1人1日につき、宿泊を伴うもの300円、宿泊を伴わないもの150円です。」免除「共同浴場又は一般公衆浴場に入湯する者」「学校(大学を除く)の行事として行われる修学旅行の児童又は生徒」「利用料金(宿泊及び飲食料金を含む)が、1,000円以下で鉱泉浴場を利用する者」「年齢12歳に達する日以後の最初の4月1日までの間にある者(いわゆる日本の小学生以下)」(2026-08-19取得)
- 伊東市公式「入湯税の税率改正等について」(更新日:2025年11月20日)。「改正前:一律150円」「改正後:宿泊を伴うもの300円、宿泊を伴わないもの150円」「適用日 令和7年10月1日」(2026-08-19取得)
- 東伊豆町公式「入湯税」(更新日:2025年11月11日)。「入湯客1人1日について150円」「(注意)令和7年3月1日より1人1日(1泊)300円になります。」「(上記税率の期間は令和7年3月1日から令和17年2月28日までの10年間)」「年齢が12歳未満の方」「7日(6泊)以上継続して滞在する入湯客(宿泊者又は団体等)については、申請したものに限り入湯税の一部を免除し、1日(1泊)目より1日1人150円となります。」(2026-08-19取得)
- 河津町公式「入湯税」。「(1)利用料金が6,000円未満の者 100円」「(2)利用料金が6,000円以上12,000円未満の者 130円」「(3)利用料金が12,000円円以上の者 150円」(※「12,000円円」は原文ママ)免除「(1) 年齢12歳未満の者」「(4) 日帰りで入湯する者」(2026-08-19取得)
- 下田市公式「入湯税」(更新日:2026年04月01日)。「入湯客1人1日について (一泊二日の場合は1日分です)」「10,000円以上のもの 150円」「4,000円以上のもの 130円」「4,000円未満のもの 100円」「1.年齢12歳未満の方」「2.共同浴場又は一般公衆浴場に入湯する方」「3.修学旅行を目的とする生徒の団体客」(2026-08-19取得)
- 松崎町公式(公開日 2025年11月07日)。「鉱泉浴場の入湯客に対して、宿泊1人130円(宿泊料金が4,001円以上)と、100円(宿泊料金が4,000円以下)、日帰り1人100円(12歳未満非課税)かかります。」(2026-08-19取得)
- 西伊豆町公式「その他の税」。入湯客1人1日あたりの税額「5,000円以上の方 300円」「5,000円未満の方 200円」「12歳未満の利用者 免税」「入湯税は休憩・宿泊を問わず鉱泉の入湯客に課税されます。」同ページ内リンク名「入湯税額改定のお知らせ(適用日:令和8年4月1日)」※リンク先PDFの中身は未確認。(2026-08-19取得)
- 伊豆市公式「入湯税」(更新日:2026年06月29日)。「入湯客1人1泊または1日につき」「施設での利用料金5000円以上の者 … 150円」「施設での利用料金1000円以上5000円未満の者 … 100円」「年齢12歳未満の者(12歳の小学生も含む).」「利用料金が1000円未満の者.」(2026-08-19取得)
- 伊豆の国市公式「入湯税」(更新日:2026年4月1日)。「入湯のみを目的として日帰りで入湯する者 50円」「飲食及び入湯を目的として日帰りで入湯する者 100円」「宿泊に要する費用が7,000円以下の者 130円」「宿泊に要する費用が7,000円を超える者 150円」「13歳未満の人(中学生は除きます)が入湯する場合」(2026-08-19取得)
最終更新: 2026-08-20