那須は湯治場だった
那須温泉旅館協同組合の解説から、那須の一人旅の背景を拾うとこうなります。
- 温泉発見は舒明天皇の御代(630年ごろ)。日本で32番目に古く、栃木県では最古
- 天平10年(738)の正倉院文書『駿河国正税帳』に、小野朝臣が従者12人を伴って湯治のため那須温泉に向かう記述
- 建久4年(1193)源頼朝が入湯、文永2年(1265)日蓮上人が病気療養のため湯治、元禄2年(1689)松尾芭蕉がおくのほそ道の道中で入湯
- 文化14年(1817)の温泉番付で東方の関脇
観光地としてではなく、体を治しに来る場所として1400年近く続いてきた、というのが那須の温泉の背骨です。
「時間湯」は一人向きの入浴法
鹿の湯に伝わる時間湯は、浸かって休むを繰り返します。
かぶり湯(47度ほどの湯を柄杓で100〜300回、後頭部から)→ 41・42・43・44・46・48度の6種類の浴槽から温度を選ぶ → 最初は胸まで2〜3分、上がって休む → 2回目からは全身浴で2〜3分、また休む。一度の入浴で全15分程度、1日4回までが目安。
誰かと話しながらやる入浴法ではありません。一人で来て、自分の体と相談しながら温度を選ぶ。一人旅の那須は、この時間の使い方が軸になります。
一人で泊まる
一人利用ができるかどうかは、宿ごとに違います。アイタヨが那須で承認している13軒は、コテージ・グランピング・一棟貸しといった形態が多く、1名からの受け入れがない宿もあります。予約ページで人数条件をご確認ください。
アイタヨの那須の犬と泊まれる宿では、人数を1名に切り替えて空室を確認できます。
静かな時期
5月中旬(八幡のツツジ満開)と10月(紅葉の見頃)を外すと、同じ那須でも静けさが変わります。
よくある質問
那須は一人旅に向いていますか?
那須は奈良時代から湯治場として知られた場所で、鹿の湯の「時間湯」のように一人で自分のペースで入る入浴法が伝わっています。
一人でも泊まれますか?
宿によります。アイタヨが承認した那須の13軒はコテージ・グランピング・一棟貸しなどの形態が多く、1名からの受け入れがない宿もあります。予約ページで人数条件をご確認ください。
時間湯とは何ですか?
鹿の湯に伝わる入浴法です。かぶり湯を100〜300回してから、41〜48度の6種類の浴槽で2〜3分浸かって休むを繰り返します。一度に全15分程度、1日4回までが目安とされています。
那須の温泉はどのくらい古いのですか?
発見は630年ごろで、温泉発見において日本で32番目に古く、栃木県では塩原・日光を抑えて最古とされています。
参考・出典
- 「そこには小野朝臣が従者12人を伴って湯治のため那須温泉に向かうという記述があり」「建久4年(1193)に源頼朝が那須野の狩りの際に入湯、文永2年(1265)に日蓮上人が病気療養のため湯治に訪れています。」──温泉と歴史|那須温泉旅館協同組合(2026-08-13 確認)
- 「こうして開湯された鹿の湯は、温泉発見において日本で32番目に古く、栃木県では塩原、日光を抑えて最古」──同上
- 「かぶり湯の後は、41、42、43、44、46、48度(女湯には48度がない)の6種類の浴槽から好きな温度を選んで入浴します。」「これが時間湯または短熱浴といわれる入浴法で、一度の入浴で全15分程度、1日に4回までが目安になります。」──同上
最終更新: 2026-08-20