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八ヶ岳の温泉|期待の方向を先に合わせておきます

先に、はっきり書きます。八ヶ岳には「温泉街」がありません。

草津の湯畑や、熱海の街並みのような、温泉地としてのまとまりを示す公式の記載を、今回は見つけられませんでした。北杜市・原村・富士見町のいずれの公式サイトも、温泉は施設単位で紹介しています(北杜市の場合、括りは「北杜市の公共温泉施設 利用案内」)。 八ヶ岳は「温泉に入りに行く場所」ではなく、「高原に泊まって、ついでに温泉に立ち寄る場所」です。ここを取り違えなければ、満足度は変わってきます。 そのうえで、立ち寄れる温泉はちゃんとあります。しかも公共(市営・村営)の日帰り温泉が多く、料金が抑えめなのが特徴です。

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北杜市の公共温泉(山梨側)

北杜市公式が一覧を出しています。前文の断り書きから引用します。

市営(指定管理を含む)・公共の温泉施設一覧です。料金・利用時間等は各リンク先の情報を御確認いただくか、または各施設へお問合せください。定休日は変更される場合があります。

八ヶ岳側で近いものを挙げます。

甲斐大泉温泉 パノラマの湯(大泉)

北杜市公式の一覧では、次のように記載されています。

小海線の甲斐大泉駅の近くという立地です。ただし、この駅がSuicaで利用できるかは公式路線図で確認できませんでした(八ヶ岳の交通系ICカード参照)。営業時間と料金は、施設公式ページが今回取得できなかったため、必ず現地公式でご確認ください

たかねの湯(高根)

施設公式に、はっきり書かれています。

※料金ページには「令和元年10月1日より、消費税増税に伴い温泉料金が改定となります。」との表記があります。掲載時点が古い可能性があるので、現地で確認してください。

「年中無休・22時まで」は、冬の八ヶ岳では貴重です。

そのほか

北杜市公式の一覧には「むかわの湯」(泉質:ナトリウム-塩化物塩泉/「温泉・花菓亭 10:00~21:00(最終受付20:00)」)、「明野ふるさと太陽館(クララの湯)」「健康ランド須玉」「泉温泉健康センター」「延命の湯(スパティオ小淵沢)」「尾白の湯」「塩沢温泉 フォッサ・マグナの湯」が並びます。

増富の湯は「休業中」と記載されています(2026年5月26日更新の同ページ)。行く前に一覧で最新の状況を確認してください。

なお、道の駅こぶちさわには「天然温泉を利用した「延命の足湯」」があります(北杜市公式・更新日2018年4月11日の表示)。

原村:ふれあいセンター もみの湯(長野側)

原村公式の紹介です。

地下1300mから湧出している天然温泉です。源泉かけ流し、岩づくりの露天風呂で日頃の疲れを癒して下さい。

一般おとな650円。原村に泊まるなら、まず候補になる温泉です。

ただし、泉質の分類名(ナトリウム-◯◯泉といった表記)は原村公式に記載がありません。「天然温泉」「源泉かけ流し」とだけ書かれています。泉質にこだわるなら、現地の掲示を見てください(脱衣所の掲示の読み方は脱衣所の温泉掲示の読み方にまとめています)。

富士見町:ゆ〜とろん 水神の湯

富士見町公式の紹介です。

100%源泉掛け流しの温泉です。2つの内湯のほかに洞窟風呂、鉄平石風呂など8種類の露天風呂があり、それぞれに趣向が凝らされています

pH10.3のアルカリ性単純硫黄温泉は、このエリアでは特徴的です。泉温28.8度は源泉温度で、加温されている可能性がありますが、公式にその記載はありませんでした(泉質用語は温泉用語の基礎を参照)。

※富士見町公式の該当ページは「更新日:2021年12月6日更新」の表示です。料金は同ページに記載がありません。行く前に施設へ確認を。

富士見町公式の温泉一覧には、ほかに「【道の駅 信州蔦木宿】道の駅の温泉でほっと一息」「【ホテル八峯苑 鹿の湯】富士見高原リゾートにある癒しの湯」が掲載されています。

「八ヶ岳温泉」という温泉地はあるのか

今回、山梨・長野の自治体公式サイトを確認したかぎり、八ヶ岳南麓・西麓に「◯◯温泉郷」としてまとまった地名・指定を示す公式記載は見つけられませんでした。

唯一近い表現として、北杜市のトップページに次の一文があります。

また、清らかで豊富な水資源、高原性の気候、日本で一番長い日照時間、歴史的な町並みや滞在型温泉地、高原リゾート地など、豊かな資源に恵まれた地域です。

「滞在型温泉地」という語はありますが、地名を伴う温泉地の名称は示されていません。

したがって、この記事では「八ヶ岳温泉」といった呼称は使いません。あるのは、点在する個別の温泉施設です。

宿の風呂はどう考えるか

八ヶ岳の宿はペンション・コテージ・一棟貸しが中心です。大浴場のない宿も珍しくありません。

犬連れの場合、犬を部屋に残して大浴場に行けるかが実務的な論点になります。宿ごとにルールが違うので、犬と泊まる宿の共用部ルールも参考にしてください。

なお、アイタヨの八ヶ岳のエリアページはまだ準備中です。犬と泊まれる宿のエリア別ページはこちらにまとめています。

よくある質問

八ヶ岳に温泉街はありますか?

今回、北杜市・原村・富士見町の公式サイトを確認したかぎり、温泉地(温泉街)としてまとまった記載は見つけられませんでした。温泉は施設単位で点在しています。

八ヶ岳でおすすめの日帰り温泉は?

「おすすめ」を公式に決めているものはありません。公式に情報が確認できたものとして、山梨側は甲斐大泉温泉パノラマの湯(ナトリウム-炭酸水素温泉)、たかねの湯(単純温泉・年中無休・大人830円)、長野側は原村のもみの湯(源泉かけ流し・一般おとな650円)、富士見町のゆ〜とろん水神の湯(単純硫黄温泉・pH10.3)があります。

冬でも入れますか?

たかねの湯は「年中無休」、もみの湯は「第3火曜日(祝日の場合は翌日)/7・8・10・3月は無休」、ゆ〜とろんは冬季(1月1日〜4月23日)に営業時間が「10時30分から21時」に変わると案内されています。

もみの湯の泉質は何ですか?

原村公式には「地下1300mから湧出している天然温泉です。源泉かけ流し」とあるのみで、泉質の分類名は記載されていません。

参考・出典

※各施設・スポットのルールは変わることがあります。おでかけ前に公式情報で最新をご確認ください。

最終更新: 2026-08-20