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別府のはじめかた|温泉地が8つ、源泉2,831

別府は「ひとつの温泉」ではなく、8つの温泉地の集まりです。浜脇・別府・観海寺・堀田・明礬・鉄輪・柴石・亀川の8つで、これを別府八湯と呼びます。別府市公式の温泉データによると、市内の源泉総数は2,831、総湧出量は毎分101,856ℓ(いずれも令和7年3月末現在)。10種類ある掲示用泉質のうち7種類が確認されており、二酸化炭素泉・含よう素泉・放射能泉は確認されていません。どの湯に泊まるかで、旅の性格が変わります。

別府で宿を探すと、同じ「別府」なのに山の上と海沿いが混ざって出てきます。 8つの温泉地があるからです。まずそこを分けます。

温泉地が「8つ」あります

別府市公式観光サイトの説明はこうです。

別府には8か所の温泉地があり、「別府八湯(はっとう)」と呼ばれています。それぞれに泉質などの特徴が異なっていて、別府市の中だけで“温泉めぐり”ができてしまうんです。[1]

8つの名前も、同じサイトのモデルコース紹介に明記されています。

別府八湯とは別府にある八つの温泉郷(浜脇温泉、別府温泉、観海寺温泉、堀田温泉、明礬温泉、鉄輪温泉、柴石温泉、亀川温泉)の総称で、それぞれに違った泉質、趣が満喫できます。[2]

それぞれの性格も公式が短く書いています。浜脇は「浜から温泉が湧き出る様子から「浜わき」という地名が生まれ、別府温泉発祥の地とされています。」、鉄輪は「あちこちから湯けむりが立ち上り、八湯の中でも最も温泉情緒が楽しめる街並み。」[1]

宿の住所を見てください。「鉄輪」なら湯けむりの中、「浜脇」なら海側です。同じ別府でも、着く景色が違います。

源泉2,831、湧出量は毎分101,856ℓ

別府市の公式ページに、数字がそのまま載っています。

いずれも「(令和7年3月末現在)」で、出典は「「令和7年度 東部保健所報」(大分県)による」と明記されています[3]

都道府県の単位でも、同じページに順位表があります。大分県は源泉総数が5,094で全国1位(全体比18.2%)、総湧出量が293,610 L/mで全国1位(全体比11.9%)です[3]

大分県の源泉5,094のうち2,831が別府市という並びになります。県の半分以上が1つの市に集まっている、ということです。

泉質は10種類のうち7種類

ここが別府の性格をいちばんよく表しています。別府市公式の記載です。

別府市には10種類ある掲示用泉質のうち、7種類(単純温泉、塩化物泉、炭酸水素塩泉、硫酸塩泉、含鉄泉、硫黄泉、酸性泉)の泉質が確認されています。[3]

確認されていないものも明記されています。「※二酸化炭素泉、含よう素泉、放射能泉は確認されていません。」[3]

なぜ1つの市に7種類も集まるのか。観光サイトの泉質ガイドに、地面の側の説明があります。

実は別府の地下には亀裂が走っています。温泉が湧き出すまでに通る岩盤の性質が亀裂ごとに異なるため、結果として泉質も豊富になっているんです。[4]

「別府の湯」という単一のお湯はありません。 宿を選ぶときに泉質を見る意味がある土地です。泉質の読み方は泉質の種類温泉の用語にまとめてあります。

湯めぐりは「1日2〜3湯」と公式が書いています

数があると全部回りたくなりますが、公式の側に注意書きがあります。

※普段から温泉に入り慣れていない方は1日に2〜3湯のご入浴が安全とされています。ご自身の体調にあわせて温泉めぐりをお楽しみください。[5]

1泊2日で八湯を全部、という組み方は公式が勧めていないということです。2〜3湯に絞るなら、そのうち1つは宿の風呂になります。市営温泉の料金と時間は別府の市営温泉に、家族風呂は別府の家族風呂にまとめました。

別府で、部屋から出られる風呂を取るなら

1日2〜3湯という目安に従うと、そのうち1つは「宿に戻ってから入る湯」になります。外を歩いた日ほど、そこが効きます。

大浴場も気持ちのいいものですが、着替えて廊下を歩く必要があります。部屋に露天風呂があれば、その一手間なしで湯に入れます。地獄めぐりの料金と時間はべっぷ地獄めぐりの記事に、犬と行く場合は犬と別府にあります。

1日2〜3湯のうち、1つを部屋で

公式が勧める入浴回数は1日2〜3湯。そのうち1つを宿の部屋にすれば、外を歩く回数を増やせます。

いま空いている別府の客室露天風呂の宿 →

よくある質問

別府八湯とは何ですか?

別府市内にある8つの温泉地の総称です。公式は「浜脇温泉、別府温泉、観海寺温泉、堀田温泉、明礬温泉、鉄輪温泉、柴石温泉、亀川温泉」と挙げています。

別府の源泉はいくつありますか?

別府市公式の温泉データでは、源泉総数2,831、総湧出量101,856 ℓ/分です(令和7年3月末現在、令和7年度 東部保健所報による)。

大分県は全国何位ですか?

別府市公式に載っている表では、大分県は源泉総数5,094で全国1位(全体比18.2%)、総湧出量293,610 L/mで全国1位(全体比11.9%)です。

別府の泉質は何種類ですか?

10種類ある掲示用泉質のうち7種類です。単純温泉、塩化物泉、炭酸水素塩泉、硫酸塩泉、含鉄泉、硫黄泉、酸性泉が確認されており、二酸化炭素泉・含よう素泉・放射能泉は確認されていないと明記されています。

1日に何か所回れますか?

公式は「普段から温泉に入り慣れていない方は1日に2〜3湯のご入浴が安全とされています」と案内しています。

どの温泉地に泊まればいいですか?

公式の説明では、浜脇は「別府温泉発祥の地とされています」、鉄輪は「あちこちから湯けむりが立ち上り、八湯の中でも最も温泉情緒が楽しめる街並み。」とされています。目的に合わせて選んでください。

参考・出典

※各施設・スポットのルールは変わることがあります。おでかけ前に公式情報で最新をご確認ください。

最終更新: 2026-08-27