別府で宿を探すと、同じ「別府」なのに山の上と海沿いが混ざって出てきます。 8つの温泉地があるからです。まずそこを分けます。
温泉地が「8つ」あります
別府市公式観光サイトの説明はこうです。
別府には8か所の温泉地があり、「別府八湯(はっとう)」と呼ばれています。それぞれに泉質などの特徴が異なっていて、別府市の中だけで“温泉めぐり”ができてしまうんです。[1]
8つの名前も、同じサイトのモデルコース紹介に明記されています。
別府八湯とは別府にある八つの温泉郷(浜脇温泉、別府温泉、観海寺温泉、堀田温泉、明礬温泉、鉄輪温泉、柴石温泉、亀川温泉)の総称で、それぞれに違った泉質、趣が満喫できます。[2]
それぞれの性格も公式が短く書いています。浜脇は「浜から温泉が湧き出る様子から「浜わき」という地名が生まれ、別府温泉発祥の地とされています。」、鉄輪は「あちこちから湯けむりが立ち上り、八湯の中でも最も温泉情緒が楽しめる街並み。」[1]。
★宿の住所を見てください。「鉄輪」なら湯けむりの中、「浜脇」なら海側です。同じ別府でも、着く景色が違います。
源泉2,831、湧出量は毎分101,856ℓ
別府市の公式ページに、数字がそのまま載っています。
- 源泉総数 … 2,831
- 総湧出量 … 101,856 ℓ/分
いずれも「(令和7年3月末現在)」で、出典は「「令和7年度 東部保健所報」(大分県)による」と明記されています[3]。
都道府県の単位でも、同じページに順位表があります。大分県は源泉総数が5,094で全国1位(全体比18.2%)、総湧出量が293,610 L/mで全国1位(全体比11.9%)です[3]。
★大分県の源泉5,094のうち2,831が別府市という並びになります。県の半分以上が1つの市に集まっている、ということです。
泉質は10種類のうち7種類
ここが別府の性格をいちばんよく表しています。別府市公式の記載です。
別府市には10種類ある掲示用泉質のうち、7種類(単純温泉、塩化物泉、炭酸水素塩泉、硫酸塩泉、含鉄泉、硫黄泉、酸性泉)の泉質が確認されています。[3]
確認されていないものも明記されています。「※二酸化炭素泉、含よう素泉、放射能泉は確認されていません。」[3]。
なぜ1つの市に7種類も集まるのか。観光サイトの泉質ガイドに、地面の側の説明があります。
実は別府の地下には亀裂が走っています。温泉が湧き出すまでに通る岩盤の性質が亀裂ごとに異なるため、結果として泉質も豊富になっているんです。[4]
★「別府の湯」という単一のお湯はありません。 宿を選ぶときに泉質を見る意味がある土地です。泉質の読み方は泉質の種類と温泉の用語にまとめてあります。
湯めぐりは「1日2〜3湯」と公式が書いています
数があると全部回りたくなりますが、公式の側に注意書きがあります。
※普段から温泉に入り慣れていない方は1日に2〜3湯のご入浴が安全とされています。ご自身の体調にあわせて温泉めぐりをお楽しみください。[5]
1泊2日で八湯を全部、という組み方は公式が勧めていないということです。2〜3湯に絞るなら、そのうち1つは宿の風呂になります。市営温泉の料金と時間は別府の市営温泉に、家族風呂は別府の家族風呂にまとめました。
別府で、部屋から出られる風呂を取るなら
1日2〜3湯という目安に従うと、そのうち1つは「宿に戻ってから入る湯」になります。外を歩いた日ほど、そこが効きます。
大浴場も気持ちのいいものですが、着替えて廊下を歩く必要があります。部屋に露天風呂があれば、その一手間なしで湯に入れます。地獄めぐりの料金と時間はべっぷ地獄めぐりの記事に、犬と行く場合は犬と別府にあります。
よくある質問
別府八湯とは何ですか?
別府市内にある8つの温泉地の総称です。公式は「浜脇温泉、別府温泉、観海寺温泉、堀田温泉、明礬温泉、鉄輪温泉、柴石温泉、亀川温泉」と挙げています。
別府の源泉はいくつありますか?
別府市公式の温泉データでは、源泉総数2,831、総湧出量101,856 ℓ/分です(令和7年3月末現在、令和7年度 東部保健所報による)。
大分県は全国何位ですか?
別府市公式に載っている表では、大分県は源泉総数5,094で全国1位(全体比18.2%)、総湧出量293,610 L/mで全国1位(全体比11.9%)です。
別府の泉質は何種類ですか?
10種類ある掲示用泉質のうち7種類です。単純温泉、塩化物泉、炭酸水素塩泉、硫酸塩泉、含鉄泉、硫黄泉、酸性泉が確認されており、二酸化炭素泉・含よう素泉・放射能泉は確認されていないと明記されています。
1日に何か所回れますか?
公式は「普段から温泉に入り慣れていない方は1日に2〜3湯のご入浴が安全とされています」と案内しています。
どの温泉地に泊まればいいですか?
公式の説明では、浜脇は「別府温泉発祥の地とされています」、鉄輪は「あちこちから湯けむりが立ち上り、八湯の中でも最も温泉情緒が楽しめる街並み。」とされています。目的に合わせて選んでください。
参考・出典
- 「別府には8か所の温泉地があり、「別府八湯(はっとう)」と呼ばれています。それぞれに泉質などの特徴が異なっていて、別府市の中だけで“温泉めぐり”ができてしまうんです。」「浜から温泉が湧き出る様子から「浜わき」という地名が生まれ、別府温泉発祥の地とされています。」「あちこちから湯けむりが立ち上り、八湯の中でも最も温泉情緒が楽しめる街並み。」— 別府市公式観光サイト 別府市の魅力 (2026-08-26取得)
- 「別府八湯とは別府にある八つの温泉郷(浜脇温泉、別府温泉、観海寺温泉、堀田温泉、明礬温泉、鉄輪温泉、柴石温泉、亀川温泉)の総称で、それぞれに違った泉質、趣が満喫できます。」— 別府市公式観光サイト モデルコース「別府八湯、湯めぐりコース」 (2026-08-26取得)
- 「別府市には10種類ある掲示用泉質のうち、7種類(単純温泉、塩化物泉、炭酸水素塩泉、硫酸塩泉、含鉄泉、硫黄泉、酸性泉)の泉質が確認されています。」「※二酸化炭素泉、含よう素泉、放射能泉は確認されていません。」「源泉総数 2,831」「総湧出量 101,856 ℓ/分」「(令和7年3月末現在)」「「令和7年度 東部保健所報」(大分県)による」「順位:1|都道府県:大分県|源泉数:5,094|全体比:18.2%」「順位:1|都道府県:大分県|湧出量(L/m):293,610|全体比:11.9%」— 別府市 温泉百科 温泉データ (2026-08-26取得)
- 「実は別府の地下には亀裂が走っています。温泉が湧き出すまでに通る岩盤の性質が亀裂ごとに異なるため、結果として泉質も豊富になっているんです。」— 別府市公式観光サイト 別府温泉 泉質ガイド (2026-08-26取得)
- 「※普段から温泉に入り慣れていない方は1日に2〜3湯のご入浴が安全とされています。ご自身の体調にあわせて温泉めぐりをお楽しみください。」— 別府市公式観光サイト 別府 家族風呂 (2026-08-26取得)
最終更新: 2026-08-27