万座には、二人で行くレストランも、二人で歩く商店街もありません。あるのは湯と、夜です。
「星に一番近い温泉」
万座プリンスホテルの公式説明です[3]。
白根山の懐、標高1,800mに位置し、濁河温泉とともに、通年自家用車で行くことができる日本最高所の温泉で「星に一番近い温泉」として知られています。
「通年自家用車で行くことができる日本最高所の温泉」——これは万座ハイウェーが冬も通れることを指しています(万座温泉へのアクセス)。
そして万座温泉観光協会の季節案内[1]:
涼しい夜に見る満天の星と天の川。
標高1,800mで、周囲に大きな街の光がない場所です。星が見える条件は揃っています。 ただし天候と月齢次第なので、「必ず見えます」とは書きません。
夜が中心になる、ということ
万座は宿が7軒の温泉郷で[4]、商店街も、宿とは別の外湯もありません。日中にできることが多くありません。
裏を返すと、二人で過ごす時間が細切れになりません。 「次はどこへ行こう」を考えなくてよい旅程です。
万座温泉観光協会の季節の表現をもう一度[1]:
樹木の緑色濃くなると、涼風の夏。ひんやりとした夏の万座は、静かな避暑地。
粉雪と硫黄泉が共演する、雪見露天風呂。
夏なら涼しい夜の星、冬なら雪見露天。 これが二人旅の中心です。
湯めぐりを一緒にする
万座温泉観光協会は、施設によって引いている源泉が違うと説明しています[5]。
姥湯(湯畑)をはじめ、27種類の源泉が湧き出で、施設によっても源泉の種類が違ったり、源泉のブレンドをされたりとバラエティも楽しむことができます。
7施設すべてが日帰り入浴を受け付けているので[6]、泊まった宿の湯と、別の宿の湯を1〜2か所という組み方ができます。二人でも一人でも同じですが、別々の湯に入って感想を突き合わせるのは、それなりに楽しいです。
料金は2026年8月時点の掲載値で700円〜1,700円[6]。受付時間は施設ごとに大きく違い、万座ホテルジュラクは12:30〜13:30の1時間だけです[6](万座の日帰り入浴は現実的か)。
公式に確認できなかったこと
ここは正直に書きます。
- 万座の宿の客室露天風呂・貸切風呂の有無 … 公式に確認できていません。「客室露天でこもる」という組み立て方は書けません
- 万座の宿の記念日プランの有無 … 公式に確認できていません
- 部屋食の可否 … 公式に確認できていません
これらは宿へ直接ご確認ください。 本稿では、確認できていないものを「あります」とは書きません。
湯は強いので、無理をしない
万座プリンスホテルの公式表記で、姥湯源泉は約80℃、泉質は「酸性・含硫黄ーナトリウム・マグネシウムー硫酸塩温泉(硫化水素型)(低張性酸性高温泉)」です[7]。飲用は「酸性が強いため飲めません」[7]。
「せっかくだから何回も入ろう」は、この湯ではおすすめしません。 公式は湯上がりに「30分以上休息をとる」よう案内しています(万座温泉の泉質)。
犬と二人(と一匹)で来る場合
万座温泉エリアで「ペット同伴可」を明記した公式の記載を見つけられませんでした。 まず宿へ直接ご確認ください。
そのうえで、犬連れで二人旅を組む場合の現実です。
- 浴場に犬は入れません。 二人同時に入浴するには、宿の部屋で犬が留守番できる必要があります。予約時にご確認ください
- 交代で入るなら、湯めぐりの時間割が2倍かかります。 上に書いた「別の宿の湯にも入る」プランは、犬連れだと組みにくくなります
- 夜に星を見るとき、犬も一緒に外に出られます。 これは犬連れの利点です。ただし標高1,800mで夜は冷えます。犬の防寒も考えてください
- 車が前提です(万座に着いてからの移動)
宿
万座は宿が7軒です。選択肢が少ないので、日を決めてから探すと詰まります。 満室でもアイタヨでベルを押しておけば、キャンセルが出た瞬間にLINEで通知します(アイタヨの使い方)。
よくある質問
万座は二人旅に向いていますか?
日中にできることは多くありませんが、そのぶん二人の時間が細切れになりません。夜が旅の中心になります。
星は見えますか?
万座温泉観光協会は「涼しい夜に見る満天の星と天の川」、万座プリンスホテルは万座を「星に一番近い温泉」としています。ただし天候と月齢次第です。
客室露天のある宿はありますか?
万座の宿の客室露天・貸切風呂について、公式に確認できていません。宿へ直接ご確認ください。
記念日プランはありますか?
公式に確認できていません。宿へ直接お問い合わせください。
二人で湯めぐりできますか?
7施設が日帰り入浴を受け付けています。受付時間が施設ごとに大きく違うので、事前に時間割を組んでください。
犬と一緒だと二人同時に入浴できませんか?
浴場に犬は入れないので、宿の部屋で犬が留守番できるかどうかによります。予約時にご確認ください。
参考・出典
- 「涼しい夜に見る満天の星と天の川。」「樹木の緑色濃くなると、涼風の夏。ひんやりとした夏の万座は、静かな避暑地。」「粉雪と硫黄泉が共演する、雪見露天風呂。」— 万座温泉観光協会「万座の四季」 (2026-08-13取得)
- 「万座温泉は群馬県の西北端、嬬恋村の北部、上信越高原国立公園内の標高1,800mに位置しています。」— 万座温泉観光協会「アクセス」 (2026-08-13取得)
- 「白根山の懐、標高1,800mに位置し、濁河温泉とともに、通年自家用車で行くことができる日本最高所の温泉で「星に一番近い温泉」として知られています。」— 万座プリンスホテル「万座温泉とは」 (2026-08-13取得)
- 万座温泉観光協会「宿泊施設」(掲載施設:万座プリンスホテル、万座温泉日進舘、豊国館、湯の花旅館、万座高原ホテル、万座ホテルジュラク、万座亭) (2026-08-13取得。「◯軒」という文言は同ページにありません。一覧に掲載されている施設数を数えた結果です)
- 「姥湯(湯畑)をはじめ、27種類の源泉が湧き出で、施設によっても源泉の種類が違ったり、源泉のブレンドをされたりとバラエティも楽しむことができます。」— 万座温泉観光協会「万座の温泉」 (2026-08-13取得)
- 万座温泉観光協会「日帰り温泉」(7施設の受付時間・料金。大人700円〜1,700円。万座ホテルジュラクは「【受付時間】12:30~13:30(入浴受付13:30まで)」) (2026-08-13取得。2026年8月時点の掲載値です)
- 「A4.万座プリンスホテル、万座高原ホテルが主に引湯している姥湯源泉は約80℃あります。」「A11.どのような成分・泉質ですか? 酸性・含硫黄ーナトリウム・マグネシウムー硫酸塩温泉(硫化水素型)(低張性酸性高温泉)です。※姥湯源泉」「A8.温泉は飲んでも大丈夫ですか? 酸性が強いため飲めません。」— 万座プリンスホテル「温泉Q&A」 (2026-08-13取得)
最終更新: 2026-08-20