万座のモデルプランは、たぶん一番短く書けます。やることが少ないのが、万座の良さだからです。
前提:移動が長い
万座温泉観光協会のアクセス案内です[1]。
【東京方面:軽井沢駅経由】上野駅から最短約3時間 上野駅→軽井沢駅(北陸新幹線 約1時間10分)→JR万座・鹿沢口駅(西武観光バス 約1時間10分)→万座温泉(西武観光バス 約40分)
片道3時間、乗り換え2回。1泊2日のうち、6時間が移動です。 ここを受け入れると、残りの組み立てが決まります。
車の場合は万座ハイウェー(三原〜万座、普通・軽自動車1,070円)で、全長約20km・標高差約1,000mの山岳路です[2]。2026年は7月27日〜9月8日に路盤工事があり、一部区間で片側交互通行になる場合があると告知されています[2]。
1日目
午前:出発
午前中に出ないと、着いてからの時間がほとんど残りません。公共交通なら、朝のうちに上野を出るのが前提です。
午後:到着 → 万座しぜん情報館
着いたら、まずバスターミナル前の万座しぜん情報館へ。環境省が整備した施設です[3]。
万座バスターミナル前にある環境省が整備した施設です。散策前の情報収集や温泉を楽しんだ後の休憩が可能となっています。季節ごとに自然観察会や企画展などのイベントを開催しています。開館時間:9:00~16:00(入場無料)休館日 :毎週火曜日(祝日と重なった場合はその翌日)、12月 31日及び1月1日
開館は16時までです。 到着が遅いと寄れません。火曜が休館(祝日の場合は翌日)である点も、日程を決めるときに見てください。
ここで、その日の火山・道路・散策の状況を確認します(万座と火山ガス)。
夕方:宿の湯
万座は宿が温泉施設です。万座温泉観光協会は27種類の源泉があるとし、施設によって引いている源泉が違うと説明しています[4]。自分が泊まる宿の源泉を確認してから入ると、湯の意味が変わります(万座温泉の泉質)。
入浴の注意は公式に明記されています[5]。
冷えた体で熱いお湯の中に入ると、血圧が急に上昇して大変危険です。入浴時、浴槽に入る前に、かけ湯をしましょう。
温泉から出たら水分を補給して、30分以上休息をとるようにしましょう。
標高1,800mで外気が冷えたところに、姥湯源泉は約80℃です。 かけ湯を省略しないでください。
夜:外に出る
万座温泉観光協会の季節の案内です[6]。
涼しい夜に見る満天の星と天の川。
粉雪と硫黄泉が共演する、雪見露天風呂。
万座に来た理由の半分は、たぶんこれです。 ただし天候次第です。羽織るものを必ず持って出てください。 夏でも夜は冷えます(夏の万座温泉)。
2日目
朝:もう一度湯に入る
万座に来て、湯に1回しか入らないのはもったいないです。宿によって浴槽の数が違います(万座プリンスホテルは自館について「20ある全ての湯船がかけ流しです」としています[7])。
午前:他の宿の湯に入るという選択
万座の7施設は日帰り入浴を受け付けています[8]。宿を出たあと、別の宿の湯に入って帰るという組み方ができます。ただし受付時間が施設ごとに大きく違います。豊国館は08:30〜16:30(入浴受付15:30まで)、万座ホテルジュラクは12:30〜13:30です[8]。
チェックアウト後の時間に合う施設を、行く前に調べておいてください(万座の日帰り入浴は現実的か)。
帰り:嬬恋を通る
車なら、万座ハイウェーで標高1,800mから約830mまで下ります[2]。その先が嬬恋村です。
嬬恋村観光協会の説明[9]:
一面のキャベツ畑は、キャベツの収穫が始まる前の6月頃から、収穫が終盤に入る前の10月頃までが見頃と言われています。
6月〜10月なら、帰り道に景色がもう一段あります(嬬恋村を犬と歩く)。
詰め込まない
万座で「あれもこれも」は成立しません。施設が7軒で、周りは国立公園です。 移動に6時間かけた先で予定を詰めると、何のために来たのか分からなくなります。
1泊2日で、湯を2〜3回、夜に星を見て、帰りに景色を見る。 これで十分だと思います。
犬連れの場合
まず、万座温泉エリアで「ペット同伴可」を明記した公式の記載を見つけられませんでした。 宿へ直接ご確認ください。
そのうえで、犬連れなら次の点が変わります。
- 車が前提です。 西武観光バスのペット持ち込み規定を公式に確認できていません(万座に着いてからの移動)
- 入浴中、犬をどうするかを決めておいてください。 浴場に犬は入れません。宿の部屋で待てるかを予約時に確認してください
- 散歩できる場所が限られます。 噴気地帯には立入規制があります
- 万座ハイウェーは標高差1,000mの山岳路です。 犬の車内での固定と、こまめな休憩を
よくある質問
1泊2日で足りますか?
足ります。むしろ万座は予定を詰めない旅程が向いています。移動に片道3時間かかるので、着いてからは動かないのが正解です。
何時に出発すればいいですか?
公共交通なら午前中の早い時間です。万座しぜん情報館が16時で閉まり、火曜は休館(祝日の場合は翌日)です。
他の宿の湯にも入れますか?
万座の7施設が日帰り入浴を受け付けています。ただし受付時間が施設ごとに大きく違うので、事前に確認してください。
夜に外へ出る価値はありますか?
万座温泉観光協会は「涼しい夜に見る満天の星と天の川」としています。ただし天候次第です。羽織るものを必ず持って出てください。
帰りに寄れる場所はありますか?
車なら万座ハイウェーで下りた先が嬬恋村です。6月〜10月はキャベツ畑が見頃です。
犬連れでもこのプランで行けますか?
車が前提になります。また、入浴中に犬をどうするかを予約時に宿へ確認してください。
参考・出典
- 「【東京方面:軽井沢駅経由】上野駅から最短約3時間 上野駅→軽井沢駅(北陸新幹線 約1時間10分)→JR万座・鹿沢口駅(西武観光バス 約1時間10分)→万座温泉(西武観光バス 約40分)」— 万座温泉観光協会「アクセス」 (2026-08-13取得)
- 「通行料金 区間 三原~万座 普通・軽自動車 ¥1,070」「全長は約20kmの有料道路。起点となる嬬恋村三原周辺の標高は約830mだが、終点の万座温泉付近では約1800mまで上がる。」「◆7月27日(月)~9月8日(火)まで、路盤工事を実施いたします。工事期間中は、一部区間において片側交互通行となる場合がございます。」— 万座ハイウェー(西武・プリンスホテルズ ワールドワイド) (2026-08-13取得)
- 「万座バスターミナル前にある環境省が整備した施設です。散策前の情報収集や温泉を楽しんだ後の休憩が可能となっています。季節ごとに自然観察会や企画展などのイベントを開催しています。開館時間:9:00~16:00(入場無料)休館日 :毎週火曜日(祝日と重なった場合はその翌日)、12月 31日及び1月1日」— 万座温泉観光協会「万座しぜん情報館」 (2026-08-13取得)
- 「姥湯(湯畑)をはじめ、27種類の源泉が湧き出で、施設によっても源泉の種類が違ったり、源泉のブレンドをされたりとバラエティも楽しむことができます。」— 万座温泉観光協会「万座の温泉」 (2026-08-13取得)
- 「冷えた体で熱いお湯の中に入ると、血圧が急に上昇して大変危険です。入浴時、浴槽に入る前に、かけ湯をしましょう。」「温泉から出たら水分を補給して、30分以上休息をとるようにしましょう。」— 万座プリンスホテル「入浴のススメ」 (2026-08-13取得)
- 「涼しい夜に見る満天の星と天の川。」「粉雪と硫黄泉が共演する、雪見露天風呂。」— 万座温泉観光協会「万座の四季」 (2026-08-13取得)
- 「A3.20ある全ての湯船がかけ流しです。1日540万リットルの温泉が自噴し豊富な湯量と泉質が自慢です。」— 万座プリンスホテル「温泉Q&A」 (2026-08-13取得。万座プリンスホテル自館についての記述です)
- 「【受付時間】08:30~16:30(入浴受付15:30まで)」(豊国館)「【受付時間】12:30~13:30(入浴受付13:30まで)」(万座ホテルジュラク)— 万座温泉観光協会「日帰り温泉」 (2026-08-13取得。2026年8月時点の掲載値です)
- 「一面のキャベツ畑は、キャベツの収穫が始まる前の6月頃から、収穫が終盤に入る前の10月頃までが見頃と言われています。」— 嬬恋村観光協会「嬬恋高原キャベツ」 (2026-08-13取得)
最終更新: 2026-08-20