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日光 ・ 家族旅行

日光で家族旅行|歩かなくても見られる滝と、車いす対応の遊歩道

小さな子ども、ベビーカー、車いす、年配の家族。誰かが長く歩けない構成で日光へ行くなら、「歩かなくても見られるもの」から選ぶと組みやすくなります。華厳滝は地上の無料観瀑台にスロープがあり車いすで利用可(ただしスロープが急なため介助者が必要)、湯滝は駐車場から観瀑台まで段差なし、霧降高原のキスゲ平園地は車いす対応遊歩道があり24時間利用可能。中禅寺湖遊覧船は車いすの無料貸出があり、船舶「男体」には車椅子用の座席もあります。そして6月から10月の雨天時とその翌日は、霧降高原周辺と憾満ヶ淵周辺でヤマビルにご注意ください。

すべて日光旅ナビと東武バスOn-Lineに書かれている内容です。

日光の乗り物ガイド日光1泊2日|標高を上げて、下りる初めての日光日光ICと清滝IC

歩かなくても見られる滝、2つ

華厳滝|スロープはあるが、急

日光でもっとも知られた滝です。

日光四十八滝といわれるくらい滝が多い日光市内で、最も有名とも言えるのが華厳滝。中禅寺湖の水が、高さ約97メートルの岸壁を一気に落下する壮大な滝で、自然が作り出す雄大さと、華麗な造形美の両方を楽しむことができます。

バリアフリーについて、公式には次の記載があります。

地上の無料観瀑台はスロープがあり、車いすでの利用可(スロープが急なため、介助者の方が必要です)

読み方が重要です。「車いすでの利用可」と「介助者の方が必要です」がセットで書かれています。スロープはあるが急。ひとりで押す前提なら、介助できる大人がもう一人いる構成にしてください。

なお、有料のエレベーターで滝つぼ近くまで下りることもできます。営業時間は「3月1日~11月30日 8:00~17:00 / 12月1日~2月28日 9:00~16:30」で「※最終入場20分前」、休業日は「年中無休」。往復料金は大人(中学生以上)600円、小学生400円、小学生未満は無料です。

季節については「5月には見事な新緑、6月にはたくさんのイワツバメが滝周辺を飛び回り、1月から2月にかけては十二滝と呼ばれる細い小滝が凍るため滝全体がブルーアイスに彩られ、四季折々に違った景色を堪能することができます。」と紹介されています。子どもと行くなら、6月のイワツバメは分かりやすい見どころです。

ただし「※夜間など、水量により止水する可能性があります。」という注記もあります。

湯滝|駐車場から段差なし

家族連れにとって、日光でおそらくいちばん条件がいいのが湯滝です。

湯ノ湖の南端にある高さ約70メートル、長さ約110メートルの滝で、湯川をせき止めて湯ノ湖をつくった三岳溶岩流の岩壁を湖水が流れ落ちます。滝壺目の前に観瀑台がありますので、その迫力ある姿を間近で眺めることができます。

そしてバリアフリー欄は、たった一行です。

駐車場から観瀑台まで段差なし

駐車場から観瀑台まで段差なし。滝壺の目の前に観瀑台があるので、車から降りてすぐ、高さ約70メートルの滝を間近で見られます。

注意点は冬です。「駐車場:冬季は閉鎖(12月上旬~4月ごろ)※トイレも冬季は閉鎖されます」。トイレも閉鎖されます。子連れで冬にここを予定に入れるのは避けてください。駐車料金は普通車1回500円で、「※駐車場料金は12月上旬から4月上旬は無料開放。ただし、積雪がある場合は閉鎖します。」とされています。

車いす対応の遊歩道|キスゲ平園地

霧降高原の日光市霧降高原 キスゲ平園地には、次のバリアフリー情報が掲載されています。

車いす対応遊歩道あり/レストハウスからも遊歩道へ出られる

レストハウスから直接、遊歩道に出られるというのが助かる点です。駐車場から遊歩道の入口まで別ルートを探す必要がありません。

営業時間も特殊です。

キスゲ平園地:24時間利用可能 霧降高原レストハウス:9:00~17:00(4/1~11/30)、9:00~16:00(12/1~3/31)

園地そのものは24時間利用可能。閉園時刻に追われないので、子どもの機嫌や昼寝のタイミングに合わせて動けます。ただしレストハウスには営業時間があり、休業日は「霧降高原レストハウス:年末年始(12/29~1/3)」です。トイレや休憩の拠点はレストハウスの時間に縛られます。

アクセスは「霧降高原行バス乗車約30分、「霧降高原」バス停から徒歩すぐ(冬期運休)」「日光ICから約25分」。バスは冬期運休です。

ニッコウキスゲの見頃は、公式サイト内で表記が分かれています。キスゲ平園地のページは「ニッコウキスゲの群生地として有名で、6月中旬から7月中旬には、このキスゲ平を黄色に染め上げるように咲きます。」、霧降高原のページは「6月下旬~7月中旬には約26万株のニッコウキスゲが見ごろを迎え」。同じ公式サイトで食い違っているため、どちらか一方を予定の根拠にせず、両方の幅で考えてください。

なお霧降高原のページには「園地内は、スロープ状の散策路と天空回廊に続く階段が整備されており、気軽に散策を楽しむことができます。」とあります。スロープ状の散策路と階段の両方があるので、家族の中で行ける範囲を分けることもできます。

船に乗る|車いす対応と、犬

中禅寺湖遊覧船のバリアフリー欄には、次の記載があります。

・船の駅中禅寺では、車いすの無料貸出を行っております。また、船舶「男体」には車椅子用の座席もございます。

車いすの無料貸出があり、さらに船舶「男体」には車椅子用の座席があります。船名が特定されているので、どの船に乗るかで条件が変わる可能性があります。予約や乗船前に確認する価値があります。

同じ備考欄には、犬についての記載もあります。

・ペットは、キャリーをご利用いただき乗船いただけます。船の駅中禅寺にて、無料貸出を行っております。

キャリーも無料貸出。車いすとキャリーの両方を貸し出している場所は多くありません。

運行期間は4月中旬〜11月30日、荒天時は運休です。

バスに乗るとき|扉の位置が車体で変わる

東武バス日光の乗り方案内には、次の記載があります。

大型バスは、前乗り前降りになります。 中型バスは、中乗り前降りになります。

ベビーカーや車いす、荷物を持って並んでいるときに、扉が前と真ん中のどちらで開くかが車体で変わるのは、地味に大きな違いです。バスが来たら車体を見て、並ぶ位置を調整してください。

また「チケットをお一人様一枚ずつお持ちになり、運転士にはっきりとお見せください。中乗りの場合は、降車時にお見せください。」とあります。家族分のフリーパスをまとめて1人が持つのではなく、一人一枚ずつ持つ運用です。子どもにも自分の券を持たせる必要があります。

ICカードのチャージについては「ICカードにチャージを行う際は、乗務員にお声掛けください。」と案内されています。

なお、東武バス日光の乗り方案内には、ペット・動物の持ち込みに関する記載がありません(2026年8月14日時点)。犬連れで路線バスを使う予定がある場合は、事前に運行事業者へご確認ください(日光の乗り物ガイド)。

★6月〜10月はヤマビルに注意

家族で日光を歩くなら、必ず知っておいてほしい注意があります。日光旅ナビの2つのページに、同じ趣旨の警告が出ています。

霧降高原(キスゲ平園地のページ)

【ヤマビルにご注意ください!】霧降高原周辺のハイキングコース(大山・丸山・古道(戊辰の道)・隠れ三滝コース 等)では、特に6月から10月の雨天時やその翌日、ヤマビルの目撃情報や被害報告が多く寄せられています。

憾満ヶ淵

【ヤマビルにご注意ください!】周辺のハイキングコース(滝尾の路、憾満の路 等)では、特に6月から10月の雨天時やその翌日、ヤマビルの目撃情報や被害報告が多く寄せられています。

条件を整理します。

見落としやすいのは「その翌日」です。当日晴れていても、前日が雨なら注意が要ります。子どもは足元に注意が向きにくく、犬は地面に近い高さを歩きます。この時期にこれらのコースを歩く予定なら、服装と靴を考えてください。

なお、憾満ヶ淵そのものは「男体山から噴出した溶岩によってできた奇勝と大谷川の清流が織りなす自然美。」と紹介され、「南岸には数えるたびに数が違うといわれることから化け地蔵(ばけじぞう)とよばれる約70体の地蔵群」があります。数えるたびに数が違うという言い伝えは、子どもが面白がる材料です。ここは日光旅ナビの「ペット連れにおすすめ」にも含まれています。

よくある質問

歩かずに滝を見られる場所はありますか?

湯滝です。バリアフリー欄に「駐車場から観瀑台まで段差なし」と記載されており、滝壺の目の前に観瀑台があります。ただし駐車場とトイレは冬季閉鎖です。

華厳滝は車いすで行けますか?

「地上の無料観瀑台はスロープがあり、車いすでの利用可(スロープが急なため、介助者の方が必要です)」と記載されています。介助者が必要という条件付きです。

華厳滝のエレベーターは子どもも料金がかかりますか?

往復料金は大人(中学生以上)600円、小学生400円、小学生未満は無料です。

キスゲ平園地は何時まで入れますか?

「キスゲ平園地:24時間利用可能」と案内されています。ただしレストハウスは9:00~17:00(4/1~11/30)、9:00~16:00(12/1~3/31)で、年末年始(12/29~1/3)は休業です。

遊覧船に車いすで乗れますか?

「船の駅中禅寺では、車いすの無料貸出を行っております。また、船舶「男体」には車椅子用の座席もございます。」と記載されています。

ヤマビルはいつ、どこで注意すればいいですか?

「特に6月から10月の雨天時やその翌日」に、霧降高原周辺のハイキングコース(大山・丸山・古道(戊辰の道)・隠れ三滝コース 等)と、憾満ヶ淵周辺(滝尾の路、憾満の路 等)で注意が呼びかけられています。雨の翌日も対象です。

子ども用の設備(授乳室・おむつ替え)はどこにありますか?

今回確認した範囲では、施設ごとの子育て設備の一覧を確認できていません。公式に記載がありませんので、各施設に直接ご確認ください。

参考・出典

※各施設・スポットのルールは変わることがあります。おでかけ前に公式情報で最新をご確認ください。

最終更新: 2026-08-20