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日光の滝めぐり|三名瀑と奥日光の滝を一覧に

日光旅ナビは「日光四十八滝といわれるくらい滝が多い日光市内で」と書きます。四十八という数は数え方の表現ですが、実際に主要な滝だけで複数の系統があります。日光三名瀑は華厳滝・霧降滝・裏見滝。華厳滝は中禅寺湖の水が高さ約97メートルを落ち、霧降滝は上段25m・下段26mで高さ75m、裏見滝は高さ約20mで芭蕉の句が残ります。奥日光側では竜頭滝が約210メートルにわたる渓流瀑、湯滝が高さ約70メートル・長さ約110メートル。そして「ペット連れにおすすめ」のタグは、湯滝にだけ付いていません。
中禅寺湖という高さ日光の紅葉は渋滞との戦い日光で犬と入れる場所・入れない場所冬の日光夏の日光

一覧|高さ・入りやすさ・犬タグ

規模入りやすさ「ペット連れにおすすめ」タグ
華厳滝高さ約97mエレベーター(有料)/地上の無料観瀑台はスロープありあり
竜頭滝約210mにわたる渓流瀑、幅約10mバス停から徒歩約2分、清滝ICから約30分あり
霧降滝上段25m・下段26m、高さ75m東武日光駅からバスで霧降の滝380円あり
裏見滝高さ約20m大谷川の支流・荒沢川の上流あり
湯滝高さ約70m・長さ約110m駐車場から観瀑台まで段差なしなし
憾満ヶ淵(滝ではないが渓流の名所)市街地側あり

タグの有無は、日光旅ナビの「ペット連れにおすすめ」というこだわり条件での実測です(2026年8月14日)。タグが無いことは「連れて行けない」という意味ではありません。確かなのは、タグが付いているかどうかだけです(日光で犬と入れる場所・入れない場所)。

日光三名瀑

「日光三名瀑」という呼び方は、日光旅ナビの裏見滝の説明に出てきます。

日光四十八滝と言われるほど滝が多いことで有名な日光ですが、その中でも、華厳滝、霧降滝、裏見滝は「日光三名瀑」と呼ばれています。

3つとも性格が違います。

華厳滝|高さ約97m、湖から落ちる水

日光四十八滝といわれるくらい滝が多い日光市内で、最も有名とも言えるのが華厳滝。中禅寺湖の水が、高さ約97メートルの岸壁を一気に落下する壮大な滝で、自然が作り出す雄大さと、華麗な造形美の両方を楽しむことができます。

落ちてくる水の出所が中禅寺湖である、と明記されています(中禅寺湖という高さ)。

見る手段は2つあります。エレベーターと、地上の無料観瀑台です。

地上の観瀑台は無料です。エレベーターに乗らなくても滝を見る手段があります。ただしスロープが急で介助者が必要、と注記されています。

季節の記載もあります。「5月には見事な新緑、6月にはたくさんのイワツバメが滝周辺を飛び回り、1月から2月にかけては十二滝と呼ばれる細い小滝が凍るため滝全体がブルーアイスに彩られ、四季折々に違った景色を堪能することができます。」――冬に見る理由が明記されている滝です(冬の日光)。

なお「※夜間など、水量により止水する可能性があります。」との注記もあります。

霧降滝|上段25m、下段26m、高さ75m

古くから華厳滝、裏見滝とともに日光三名瀑の一つに数えられている滝です。霧降川にかかる滝は上下2段になっており、上段が25メートル、下段が26メートル、高さは75メートルあります。

上段25m、下段26m、そして全体の高さが75m。2段になっているのが特徴です。上段と下段の間に落差があります。

霧降方面へは東武バスで行けます。東武日光駅・JR日光駅から「霧降の滝」までの片道運賃は380円です。ただし霧降方面は季節で系統が入れ替わるので、行く時期によって条件が変わります(日光の乗り物ガイド)。

裏見滝|高さ約20m、芭蕉の句

三名瀑のなかで最も小さく、文学が残っている滝です。

元禄2(1689)年に奥の細道行脚で日光を訪れた芭蕉が、この滝を見て「暫時は滝に籠るや夏の初(げのはじめ)」の句を詠んだことでも知られる、大谷川の支流荒沢川の上流にある、高さ約20メートルの滝です。

暫時は滝に籠るや夏の初。元禄2年、1689年。奥の細道の道中で日光に立ち寄った芭蕉が、この滝で詠んだ句として紹介されています。

高さ約20mは、華厳滝の約97mや霧降滝の75mと比べると小さな数字です。三名瀑の基準が高さではないことが分かります。

奥日光の2つの滝

三名瀑とは別に、奥日光には2つの大きな滝があります。

竜頭滝|約210メートルの渓流瀑

竜頭滝は、落ちる滝ではなく流れる滝です。

男体山の噴火によってできた溶岩の上を約210メートルにわたって流れ落ち、幅約10mほどの階段状の岩場を勢いよく流れる渓流瀑です。滝つぼ近くが大きな岩によって二分され、その様子が竜の頭に見えることからこの名がついたといわれています。

約210メートルにわたって、幅約10mの階段状の岩場を流れる。垂直に落ちる滝とは形が違います。滝つぼの近くで大きな岩が流れを二分し、それが竜の頭に見えることが名前の由来です。

そして紅葉の起点でもあります。

5月~6月は赤紫色のトウゴクミツバツツジが咲き誇るオススメの季節。また9月下旬ごろから始まる紅葉は、日光市内で最も早く木々が色づくと言われており、多くのお客様が訪れる人気の場所です。

日光市内で最も早く色づくと公式に書かれています(日光の紅葉は渋滞との戦い)。

アクセスは「湯元温泉行バス乗車約65分、「竜頭の滝」バス停から徒歩約2分」「清滝ICから約30分」。バス停から徒歩約2分という近さは、奥日光の滝としては例外的です。

湯滝|高さ約70m、長さ約110m、そしてタグが無い

湯ノ湖の南端にある高さ約70メートル、長さ約110メートルの滝で、湯川をせき止めて湯ノ湖をつくった三岳溶岩流の岩壁を湖水が流れ落ちます。滝壺目の前に観瀑台がありますので、その迫力ある姿を間近で眺めることができます。

湯ノ湖の水が落ちる滝です。中禅寺湖と華厳滝の関係と同じ構造が、奥日光の上流側にもあります。

滝壺の目の前に観瀑台があるというのが、この滝の最大の特徴です。バリアフリー情報にも「駐車場から観瀑台まで段差なし」と記載されています。5つの滝のなかで、いちばん近くまで楽に行けます。

ところが、この湯滝には「ペット連れにおすすめ」のタグが付いていません。付いているのは「#公共交通機関で行ける」「#バリアフリー対応」の2つです。他の4つの滝にはタグがあるのに、湯滝だけありません。

この違いの理由は、公式に記載がありません。この記事では理由を推測しません。

駐車場の条件も、他とは違います。

普通車:1回 500円

※駐車場料金は12月上旬から4月上旬は無料開放。ただし、積雪がある場合は閉鎖します。

駐車場:冬季は閉鎖(12月上旬~4月ごろ)※トイレも冬季は閉鎖されます

冬は駐車料金が無料になる一方で、積雪があれば閉鎖されます。トイレも冬季閉鎖です。

滝ではないが|憾満ヶ淵

市街地側にある、渓流の名所です。

男体山から噴出した溶岩によってできた奇勝と大谷川の清流が織りなす自然美。

南岸には数えるたびに数が違うといわれることから化け地蔵(ばけじぞう)とよばれる約70体の地蔵群が、また上流の絶壁には、弘法大師が筆を投げて彫りつけたという伝説のある「かんまん」の梵字が刻まれており弘法大師の投筆とよばれています。

「ペット連れにおすすめ」のタグが付いています。ただし、次の注意書きも掲載されています。

【ヤマビルにご注意ください!】周辺のハイキングコース(滝尾の路、憾満の路 等)では、特に6月から10月の雨天時やその翌日、ヤマビルの目撃情報や被害報告が多く寄せられています。

6月から10月の雨天時とその翌日。滝や渓流をめぐる旅は水辺を歩く旅なので、この条件に当たりやすくなります(夏の日光)。

1日で何か所まわれるか

滝は市街地側と奥日光側に分かれています。

この2つを同じ日にまたぐと、いろは坂を1回通ることになります。紅葉期なら、その1回に2〜3時間かかる可能性があります。滝めぐりを目的にする日は、どちらか片側に寄せるのが現実的です。

奥日光側の3つは、いずれも湯元温泉行のバス沿いにあります。竜頭滝はバス停から徒歩約2分、湯滝は駐車場から観瀑台まで段差なし、華厳滝は地上の無料観瀑台にスロープあり。歩く距離という点では、奥日光側のほうがまとめやすくなっています。

よくある質問

日光三名瀑はどれですか?

「華厳滝、霧降滝、裏見滝は「日光三名瀑」と呼ばれています。」と記載されています。

華厳滝を無料で見られますか?

「地上の無料観瀑台はスロープがあり、車いすでの利用可(スロープが急なため、介助者の方が必要です)」と記載されています。エレベーターの往復料金は大人600円、小学生400円、小学生未満無料です。

いちばん近くで見られる滝はどれですか?

湯滝です。「滝壺目の前に観瀑台がありますので、その迫力ある姿を間近で眺めることができます。」「駐車場から観瀑台まで段差なし」と記載されています。

犬を連れて行ける滝はどれですか?

日光旅ナビの「ペット連れにおすすめ」のタグは、華厳滝・竜頭滝・霧降滝・裏見滝・憾満ヶ淵に付いています。湯滝には付いていません。ただし、これは「おすすめ」のタグの有無であって、同伴の可否そのものについては公式に記載がありません。

冬に湯滝の駐車場を使えますか?

「駐車場:冬季は閉鎖(12月上旬~4月ごろ)※トイレも冬季は閉鎖されます」「※駐車場料金は12月上旬から4月上旬は無料開放。ただし、積雪がある場合は閉鎖します。」と記載されています。

参考・出典

※各施設・スポットのルールは変わることがあります。おでかけ前に公式情報で最新をご確認ください。

最終更新: 2026-08-20